無声映画&活弁の世界をちょっとだけ味わえる!?
監督・辻凪子が活動写真弁士・大森くみことタッグを組んだ活弁付き新作無声映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』の2022年初冬の公開が決定。この度、特報映像が完成した。
・加賀まりこ、54年ぶり映画主演。塚地武雅が自閉症を抱える息子/映画『梅切らぬバカ』予告編
共演に名を連ねるのは、吉本新喜劇のGMに就任し33年ぶりに座長公演を果たした当代きっての喜劇王、間寛平と『梅切らぬバカ』で自閉症の息子を演じるなど、俳優としても活動するお笑い芸人、塚地武雅(ドランクドラゴン)。
お披露目となる30秒の特報は、軽快なピアノ伴奏と活動写真弁士・大森くみこの軽妙な語り口にのせて、辻凪子監督扮する主人公ジャムと仲間たちとのコミカルなやりとりが展開。無声映画&活弁の世界をちょっぴり味わうことができる仕上がりになっている。
公開決定にあわせ、間寛平、塚地武雅、活動写真弁士・大森くみこ、監督・主演 辻凪子からのコメントも到着した。
間寛平は、「芸事が大好きな凪ちゃん。まだまだ若いのにようこんな作品思いついたな!君は天才的だ!これからもっと色んなこと考えて色んなことに挑戦していって欲しいです。この作品を一人でも多くの方にみてもらえますように、ウヒハ」と喜びのコメント。
塚地武雅は、「温故知新な活弁映画でありながら現代的! 奇想天外なファンタジーですがグッとくる! 老若男女がずっーと笑顔で見れる作品かと。パワー、エネルギー溢れています!僕はピザ屋の店長にしてピザの惑星の王様役! ピザの惑星の王様という役は初めてだったので苦労しました。役作りは大変でした。分からないのでひたすらピザを焼き、食べました。そしたら何か見えてくるものがありました。どうか僕のピザの惑星の王様っぷりをスクリーンでとくと召し上がれ」と芸人ならではの回答をした。
活動写真弁士の大森くみこは、「出会った瞬間、『なんだこれ!』と活弁に一目惚れ。しかし知れば知るほど、あぁ活弁は面白い。その魅力を新たな形でお届けするのがこの作品。ノスタルジックでありながら、まったく新しい活弁映画。辻凪子監督の若く煌めく感性で、魔法をかけたような世界が広がります。しかし、この映画はまだ完成していません。最後の仕上げは劇場で。さぁ、ここが弁士の腕の見せどころ。そして観客となるあなたがいて、この映画は本当の完成を迎えるのです」と活動弁士としての思いを吐露。
監督・主演の辻凪子は、「学生時代からやってきた自分の思い描いた世界を自分で演じるということが、長い時を経て、ついに長編映画として形になりました。私がコメディエンヌとして一番やりたかったことです。今までお世話になった色々な人が力を貸してくださり完成した新作の無声映画。それに大森くみこ弁士の語りが吹き込まれ、誰も見たことがないとんでもないおもちゃ映画が出来上がりました。この映画で全国の映画館をたくさんの人で賑わせたいです」と感無量の様子だった。
活弁付き新作無声映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』は、2022年初冬に公開。
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