「手伝いを頼むと喧嘩になる」6割の衝撃!家庭不和の原因、名もなき家事を夏休みの宿題に昇華させるキットが登場
夏休みに家事の負担が増えると回答した人は92.9%
日常の中に潜む「名もなき家事」についての理解を深めることができる「かじゆう研究キット」を開発、特設サイトにて無料配布中。この度、子どもたちが「かじゆう研究」に取り組む様子を通して「かじゆう研究キット」の使い方を紹介するプロジェクトムービーが公開された。
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「名もなき家事」とは、家事の中でも「掃除」「洗濯」「料理」など具体的な名称のない作業の総称。例えば、ゴミの分別、麦茶やトイレットペーパーの補充など、家事として認識されていない作業のことを指す。
全国の「同居の子どもがいる共働き夫婦」を対象に行った「家事」に関する意識調査では、そのほとんどは妻側が担っていることが明らかに。このような「名もなき家事」について、家族みんなで楽しみながら学んでもらうために「名もなき家事妖怪」が誕生。2020年12月には、子どもが楽しみながら自主的にお手伝いに参加できる「名もなき家事妖怪おてつだい券」を配布した。
今回、さらに「名もなき家事」への理解を深め、積極的に掃除や料理にチャレンジするきっかけを作るための「かじゆう研究キット」を開発。子どもの夏休みシーズンに悩みがちな自由研究のテーマ選びもできる一石二鳥のキットだ。
「かじゆう研究キット」の配布にあたり、家庭で主に家事を担当し、幼稚園児から小学6年生の子どもを持つ親350名を対象に子どもの夏休みシーズンにおける家事の実態調査を実施。さらに、子育てアドバイザーの高祖常子さんに、調査結果を受けてのコメントや『名もなき家事』を発見する取り組みのメリットなどをコメントいただいた。
高祖さんは、「『かじゆう研究』って何だ?と思ったら、家事+自由研究の語呂合わせですね。子どもたちが楽しく、『名もなき家事』を発見して、それを妖怪になぞらえながら自由研究として取りまとめるというキットも楽しいです。私も3児の母として子育てをしてきましたから、調査結果の『夏休みに家事の負担が増えると回答した人は92.9%』という回答には納得です。また、約6割が家事をお願いして『喧嘩になった』『怒ってしまった』経験があり、子どもにやってもらいたい『名もなき家事』のトップ5が『片づける』という結果になっています。おもちゃや服の片づけは、片づけやすい環境作りも大事ですから、親子で片づけ方を相談してみましょう。『名もなき家事』を見つけるという取り組みで、日常の家事から『そうか、こんな家事もあったのだ!』と発見や気づき、問題意識を醸成します。ものの見方や考える力も育み、親子のコミュニケーションのきっかけにもなるでしょう。家事は生きる力も育みます。パパにも子どもたちと一緒に取り組んでいただけるといいですね」と誰もが納得のコメントをしてくれた。
かじゆう研究 プロジェクトムービーは、公開中。
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