忘れられないひと夏の思い出を描いた⻘春アニメーション
鈴鹿央士、飯豊まりえがW主演を務めるアニメ『夏へのトンネル、さよならの出口』が、9月9日より劇場公開される。これに先駆け、主演の2人が登壇した完成披露試写会の映像が解禁された。
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忘れられないひと夏の思い出を描いた⻘春アニメーション映画『夏トン』が、ついに初お披露目。7月27日に新宿バルト9にて開催された完成披露舞台挨拶では、欲しいものを手に入れるために“ウラシマトンネル”を探検する主人公の塔野カオル役を務めた声優初挑戦の鈴鹿央士と、声優としての実績も着実に積み本作ではヒロインの花城あんず役を演じた飯豊まりえ、さらに映像表現に定評のあるアニメーション監督・田口智久が登壇した。
ひまわりの花を手に壇上に現れた鈴鹿と飯豊。鈴鹿が不安げな表情で来場者に向かって作品の感想を尋ねると、会場に大きな拍手が鳴り響く。それを聞いて安心したのか鈴鹿は笑みを浮かべ、「一番幸せです」と喜びの声を上げた。
声優初挑戦の鈴鹿は、「自分が踏み入れていい世界なのかと思いつつの2日間のアフレコでした。でもその2日間が尊くて楽しくて、こんなに充実した時間があるんだなと。幸せな時間を過ごすことができました。声優初挑戦がこの作品で塔野カオルを演じることができた自分は幸せ者だなと思います」。飯豊は「周りの登場人物はプロの声優さんが演じているので、私が浮いてしまっているのではないかと不安でしたが、（鈴鹿と）2人で収録できたのが心強かったです」と振り返った。
司会者から夏の思い出を聞かれた鈴鹿は、劇中に登場する花火のシーンに絡めて、祖父母の家で見た花火の思い出を語った。一方、鈴鹿は、自身が盆踊りに率先して参加するタイプだったと明かし、客席の笑いを誘った。
さらにウラシマトンネルに入れるなら何が欲しいかという問いに対し、飯豊は母が買ってくれたイルカの風鈴を、鈴鹿は父親がカスタムした車を挙げ、意外な回答で会場を沸かせた。
『夏へのトンネル、さよならの出口』は9月9日より劇場公開される。
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