新型コロナウイルスによる逆境を逆手に取り、外出制限真っ只中のLAで撮影
“ハリウッドの破壊王”ことマイケル・ベイがプロデュースする戦慄のパンデミック・スリラー『ソングバード』が、10月7日より全国ロードショーされる。今回、本作の特報映像が解禁された。
・新型コロナは序章に過ぎなかった!? ロックダウン真っ只中のLAで撮影された近未来パンデミック・スリラー
『アルマゲドン』(98年)や『トランスフォーマー』シリーズで知られるマイケル・ベイがプロデュースした本作は、新型コロナウイルスによる逆境を逆手に取り、外出制限真っ只中のロサンゼルスで撮影された。アダム・メイソン監督の「我々がまさに経験していることを、いま映画にしよう」という提案から生まれた作品であり、未曾有のパンデミック最中に、現在の状況がさらに悪化した未来を描くスリリングな試みである。
ロックダウン後、一番最初に撮影されたハリウッド作品である本作は、Frame.ioという新システムを用い、iPhone、GoPro、監視用カメラの映像をリアルタイムで共有することにより制作された。本作は決して非現実的な想像の産物ではない。コロナ禍の先にある未来への警鐘と、自由への可能性の模索であり、終わりが見えない閉塞感のなかで生きるための希望を探るエンタテインメントだ。
公開された特報映像は、銃を向けられた男性が「僕は免疫者だ」と手を掲げるシーンから始まる。パンデミックによりロックダウンされた街は荒廃し、愛する人との接触さえも禁止された世界。恋人の感染が疑われ、隔離施設への収監を余儀なくされるなか、男性は彼女を救う方法を求めて組織に抗い、激しいガンアクションを繰り広げる。
新型コロナウイルスの脅威を経験した我々にとって、フィクションであったはずのパンデミック・スリラーが現実に起こりえるものになってしまった。これは近未来への警鐘なのか? 本編の公開が待ち遠しい映像となっている。
『ソングバード』は10月7日より劇場公開される。
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