5時間永遠とノックの嵐! 醍醐虎汰朗らの運命は…?
高校球児たちの日常を描く思春期あるある満載の青春コメディ映画『野球部に花束を』。地獄の野球部に入部し、鬼の原田監督(髙嶋政宏)からはパワハラに近いプレッシャーを受け、先輩からは奴隷のように扱われる日々を送っていた黒田(醍醐虎汰朗)をはじめ、桧垣(黒羽麻璃央)、亀井(駒木根隆介)、薫田(三浦健人)、森(市川知宏)たち一年生だったが、ついに彼らが二年生になるときが!しかし、その前に乗り越えなければいけない先輩を送り出す地獄の恒例行事が…。
・髙嶋政宏、醍醐虎汰朗にスリッパぶん投げ黒羽麻璃央にはビンタ? コンプラ全無視で叱り飛ばした理由とは…
映像内には原田監督と監督の前に軍隊のように整列した野球部員たちの姿が。「恒例行事、やるぞ。4時間だな」という監督の声に、どこからともなく聞こえてくる「4時間…」と呟く震える声。それを聞いた監督は弱気な二年生に詰め寄り、もの凄い剣幕で「5時間!」と言い放つのだった。状況を理解できてない一年生たちは、恐れ慄く先輩たちの様子に困惑しながらも駆け足でついていく。
そして配置につくと、キャプテンから「三年生からの餞別だ! 今から日が暮れるまで魂込めて引退ノックを打たせていただきます」と地獄の5時間耐久ノック開始が叫ばれる。先輩達から放たれる魂がこもったボールに必死に食らいつき泥だらけになる後輩部員たち、黒田もボールに向かってダイブ!
そして先輩から声が小さいと怒鳴られても、以前のようにビクビク怯える様子はなく「はい!」と全力で返事する黒田。日が暮れた頃には、再起不能な程ヘロヘロになりグランドに倒れ込む後輩たちだった。
身も心も野球部に染まった一年生たちは、いつの間にか過酷な野球部の伝統を受け入れ成長し、そのまま下級生に受け継がれていく。学生時代に経験する部活あるあるに思わず共感してしまう時代逆行型青春エンターテイメントが展開される。
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