王冠が重くて首が折れそう!? チャーミングな素顔
イギリス女王のエリザベス2世(以下、エリザベス女王)が8日、96歳で死亡した。イギリスの新首相トラス氏をはじめ、アメリカのバイデン大統領や、ロシアのプーチン大統領からも追悼コメントが寄せられるなど、世界中が悲しみに包まれている。
イギリスの君主として歴代最長となる70年もの在位期間を誇り、多くの人々から敬愛されてきた女王。フィクション、ノンフィクション含め映画やドラマにも多く登場してきた。
今年6月に公開されたのは、『エリザベス 女王陛下の微笑み』。チャーミングな素顔に迫る“初”の長編ドキュメンタリー映画で、『ノッティングヒルの恋人などで知られるロジャー・ミッシェルが監督。誰も見たことのない“素顔の女王陛下”の魅力が満載で、「皆様にお分かり頂きたいのです。女王も結構大変だと」というスピーチや、競馬に興奮する様子がキュートだ。
一方、19歳のエリザベス王女の一夜の冒険を描いた映画が『ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出』。エリザベス女王と妹のマーガレットが生まれて初めてお忍びで宮殿の外へと出かけ、ホテルでワルツを踊り、様々な出会いにより成長する姿が描かれる。
女王の父・国王ジョージ6世の奮闘を描いたのは、アカデミー賞4部門受賞に輝いた『英国王のスピーチ』。兄の退位により、突如、国王になってしまった“史上最も内気な王”が、家族の支えで吃音症を克服する姿が感動を呼ぶ。
またエミー賞受賞ドラマ『ザ・クラウン』も、エリザベス女王を主人公にした作品。エリザベス女王を名女優オリヴィア・コールマンが演じ、イギリス王室の内幕を描き出す。
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