男性に恋する男子高生のエディと、女性しか愛せない女子高生のアンバーが、期間限定で“恋人”のフリをする!? アイルランド発の世界中が恋に落ちた⻘春映画の傑作『恋人はアンバー』が11月3日より全国公開。本作のポップでキュートな予告編が注目を集めている。
・両親離婚の理由は「パパが女性になりたいから」。女性監督の実体験をもとに描く性別を超えた家族愛のドラマ
平穏な卒業のためにカップルを装う2人、いつしかかけがえのない存在に…?
1995年、同性愛が違法でなくなってから2年後のアイルランドが舞台。同性愛者への差別や偏見が根強く残る田舎町で、自身がゲイであることを受け入れられない高校生・エディと、レズビアンであることを隠しているクラスメイトのアンバー。
家族や同級生にセクシュアリティを悟られないように平穏に卒業を迎えるため、2人は“ニセモノの恋人”を演じることに!? 性格も趣味も全く違う2人だったが、ぶつかり合いながらも、悩みや夢、秘密を打ち明けるうちに、唯一ありのままの自分をさらけ出せる、かけがえのない存在になっていく。
しかし、一緒に訪れた都会・ダブリンで、特別な出会いを果たし、新しい世界に触れた2人は、“理想的”だったこの関係にも終わりが近づいていることに気づいてしまい…。エディとアンバーの関係性の変化と、彼らが成⻑していく姿に、観客も自身の⻘春時代を思い出し、共感すること必至! そしてラストの希望に満ちた彼らの笑顔を見たとき、晴れやかな感動が押し寄せる!
女性とキスをしたことがないだけで「ゲイか?」とからかわれるような保守的な田舎町で、周囲にセクシュアリティを隠したまま平穏に卒業するために、頑張ってカップルらしく装う可愛らしい2人の様子に思わず笑みがこぼれ、この先の2人を自然と応援したくなってしまう。
高校卒業後は町を出ようと考えているアンバーに対し、「今のままでいい」と消極的なエディ。アンバーはそんな彼に、「他人なんて関係ない! あんたの人生よ!」と言い放つ。立ちはだかる差別と偏見、周囲の冷たい目、新しい世界、将来への不安…。自分らしく生きることを求めてもがきながら、2人が下す人生の決断とは?
セクシュアリティの悩みや差別、偏見など社会的テーマを描きながらも、ポップでキュート、そして時々ビターなテイストを持つ本作。「最高の彼氏!」と言えるようになるまでのエディとアンバー2人の関係性の変化が描かれ、すべてが晴れやかな感動のラストへとつながっていく。本編の雰囲気そのままに、印象的なシーンの数々を切り取った期待高まる予告編が完成した。
『恋人はアンバー』は11月3日より全国公開。
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