森山未來、阿部純子、南果歩らが出演するデンマーク、ノルウェー、日本の3ヵ国による国際プロジェクト『MISS OSAKA/ミス・オオサカ』。今回は、本作の予告編を紹介!
・森山未來、自分の唾液を混ぜた酒を振る舞う“首狩り族”の生き様に思う…「地球と共に生きる」とは?
森山未來・阿部純子・南果歩出演、3ヵ国の国際プロジェクト作品!
24歳のイネスは、これといった生きる目的も未来への展望もなく毎日が憂鬱でしょうがないデンマーク人女性。そんなイネスが恋人ルーカスの出張に同行して訪れたノルウェーで、マリアという日仏ハーフの美しい女性とめぐり合う。
ふたりの容姿はとても似ていたが、大阪からやってきたマリアはどこか謎めいていて、イネスにはない自信に満ちあふれていた。たちまちマリアに心酔したイネスは、雄大な自然のまっただ中で夢のような時間を過ごすが、不慮の事故でマリアが息を引き取ってしまう。
ずっと「別の誰かになりたい」と願っていたイネスは、マリアの航空券とパスポートを携えて大阪へ旅立つ。そしてマリアの勤め先のナイトクラブ“MISS OSAKA”に雇われ、未知なる刺激的な人生を踏み出すのだが…。
かつて来日した際に大阪の街に魅了されたことをきっかけに本作を構想したダニエル・デンシック監督は、大阪ミナミなんばの老舗グランドキャバレー“ミス大阪”で撮影を実施。さらに岸和田競輪場やカプセルホテルのほか、高架下、墓地、路地などの観光名所とは異なるロケーションをカメラに収めた。キャバレーの独特な雰囲気は、予告編からも伝わってくる。
主演を務めたビクトリア・カルメン・ソンネは、2020年のベルリン国際映画祭でシューティング・スター賞を受賞した実力派の若手女優。現実と夢の狭間をたゆたうようなイネスの心の移ろいを繊細なニュアンスで体現し、デンマークのアカデミー賞と呼ばれるロバート賞で主演女優賞にノミネートされた。
ナイトクラブ“MISS OSAKA”を舞台に、愛と疑惑のドラマを織りなす日本人キャストにも演技巧者が揃う。イネスに心奪われていく日本人男性シゲルを、危険な匂いを漂わせて演じるのは、『モテキ』『怒り』『アンダードッグ』などで圧倒的な存在感を示してきた森山未來。
“MISS OSAKA”を取り仕切るママさん役に南果歩、イネスの素性に不審を抱く人気ホステスのアヤノ役に『孤狼の血』『はい、泳げません』の阿部純子が扮している。
『MISS OSAKA/ミス・オオサカ』は10月21日より全国順次公開。
・『MISS OSAKA/ミス・オオサカ』のポスタービジュアルはこちら!
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