襲いかかるゾンビ軍団が怖いかと思いきや、そんなソンビたちが鎖に繋がれ、発電のため自転車をこがされたりする姿も描かれる。ゾンビだらけの「ヒャッハー!」な世紀末が舞台のバイオレンス映画『ゾンビ・サステナブル』の予告編が解禁となった。
[動画]ゾンビだらけの「ヒャッハー!」な世紀末が舞台のバイオレンス映画『ゾンビ・サステナブル』予告編
ゾンビが吐く息に含まれるメタンガスが、あらゆるものを動かす燃料に
本作は、荒れ果てた大地で人類の大半がすでにゾンビになったハイボルテージな世紀末が舞台。2014年の『ゾンビマックス!怒りのデス・ゾンビ』のキア・ローチ=ターナーが、同じ世界観で新たな物語を紡いだ、『マッドマックス』シリーズを彷彿とさせるような1本だ。
突如人類を襲ったゾンビパンデミックにより荒廃した世界。そこで生きるリースは治療薬を開発する謎の組織に下っ端として仕えていたが、ある日、“ハイブリッド”と呼ばれる半ゾンビの女性が治療薬のカギを握ると知り、その女性を救うため、反乱軍たちとともに極悪なボスに反旗を翻す。
感染が拡がっていくパニック模様ではなく、パンデミック後の“Withゾンビ”な世界が描かれる点が特徴。ゾンビが吐く息に含まれるメタンガスが、あらゆるものを動かす燃料となり、車には特殊なマスクを装着したゾンビをガソリン代わりに搭載。ガス欠になったら、お役御免のゾンビをその辺にポイッ、新たなゾンビをその場でゲット!とサステナブル(!?)なエネルギー源となっている。
解禁となった予告編には、肉焼きグリルの横でマスクをはめられたゾンビに加え、発電のため自転車をこがされるゾンビ、サンドバッグの代わりにされるゾンビなど、様々なゾンビの活用法がてんこ盛り。
『ゾンビ・サステナブル』は「シッチェス映画祭ファンタスティック・セレクション2022(2022年10月21〜)」にて公開となる。
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