吉沢亮が理不尽な悲劇に見舞われ、父・役所広司は感情を抑えられず…!?

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(c)2022「ファミリア」製作委員会

国境を越えて”家族”を作ろうとする人々を描く!

役所広司と吉沢亮が初共演を果たす、成島出監督最新作『ファミリア』の予告映像が公開された。役所と吉沢が演じる父子や彼らと出会う人々の印象的なセリフを次々とつむぎ、本作に込められたメッセ―ジを強く打ち出した感動的な映像となっている。

・吉沢亮、父・役所広司に結婚の報告!初共演作/映画『ファミリア』特報

山里に一人暮らす陶器職人の神谷誠治、赴任先のアルジェリアで出会った女性との結婚が決まった誠治の息子・学、そんな父子に助けられた傷ついた在日ブラジル人の若者・マルコス。 国籍や育った環境、話す言葉などの違いを超えて、大切な人と共に生きていきたいと願う人々の姿を描いた本作は、殺伐としがちな現代に温かい希望の明かりをともしてくれる感動作となっている。

主演の役所広司をはじめ、吉沢亮、佐藤浩市、MIYAVI、松重豊、中原丈雄、室井滋ら日本映画界を代表する豪華キャストが、名匠・成島出監督のもとに集結。さらに、実際に日本で暮らすブラジル人の若者たちをオーディションで抜擢したという。当事者による演技は、“演技”の域を超えたリアリティーを感じさせ、本物の煌めきと瑞々しさを放っている。

予告映像では、息子の結婚を喜ぶ父・誠治、そして難民出身のナディアと結婚し、日本で家庭を築くことを決めた息子・学の幸せそうな表情が印象的なシーンから始まる。そんな幸せな家族のもとに半グレに追われて傷ついたブラジル人青年・マルコスが迷い込んでくる。存在そのものを否定されるような扱いを受けて窮地に陥っていたマルコスは恋人・エリカと共に誠治の元をおとずれ、「日本人にもなれない!ブラジル人でもない!」と思わず辛い胸の内をぶつける。

しかし、どんな思いも受け止めて「あの娘の笑顔を守ってやれ」とまるで本当の父のように助言してくれる誠治の姿に、亡き父の面影を重ね、次第に心を開いたマルコスは焼き物の仕事を手伝う。言葉も育った環境も違うが、絆を深めていく誠治、学とナディア、そしてマルコスやエリカらブラジル人の若者たち。そんな彼らの身に人生を揺るがす大きな事件が起きる…。

映像後半は壮大な音楽とともに、理不尽な悲劇に見まわれる大切な息子たちを想い、「息子はどうなる!」「死ぬなよ」と感情を抑えられない誠治の姿、そして「夢を持つことは怖いことじゃないよ」「話す言葉も育った環境も違うのにさ、俺たち家族になるんだよ」と学の希望溢れる言葉が紡がれていく。

『ファミリア』は2023年1月6日より公開。

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