Boys be・池川侑希弥が演じる昭和の少年の葛藤、想い、勇気が詰まった『雑魚どもよ、大志を抱け!』本予告

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子ども同士の争いや家族の事情に翻弄されながら育つ少年たちの揺れる心情

関西ジャニーズJr.内のグループ「Boys be」で活躍中の池川侑希弥が映画初主演する『雑魚どもよ、大志を抱け!』。本作より、少年たちの個性や葛藤、想い、勇気がびっしり詰まった本予告を紹介する。

・Boys be・池川侑希弥、大自然をバックに凛々しく佇む!『雑魚どもよ、大志を抱け!』ポスタービジュアル紹介

本作は、『百円の恋』(14年)、来秋のNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(脚本)などの足立紳監督による最新作。少年時代の葛藤と前進、出会いと旅立ちを描く感動の物語だ。

昭和の終わりごろ、とある地方の町で育つ小学6年生男子たち。主人公・高崎瞬は、癌の手術で片方の乳房を無くした口うるさい母親・佳子と多くを語らない父親・作郎の下で育つ、仲間たちとのバカな遊びやいたずらに夢中なやんちゃな男子。

瞬の親友たちには、犯罪歴のある父を持つ隆造や、いじめを受けながらも映画監督になる夢を持つ西野など、様々なバックボーンを抱えて苦悩しつつも懸命に明日を夢見る少年たちがいる。子ども同士のシビアな権力争いやいじめを前に、友だちを守るために、そして大嫌いな自分と訣別するためにも、瞬は勇気を振り絞る。

オーディションで抜擢されて映画初主演を務めるのは、Boys be/関西ジャニーズJr.で活躍中の池川。子ども同士の争いや家族の事情に翻弄されながら育つ主人公・瞬の揺れる心情を繊細に演じ切る。映画初主演とは思えない堂々とした存在感と瑞々しい演技は、見る者を惹きつける。

同級生には『CUBE 一度入ったら、最後』(21年)の田代輝、『二月の勝者−絶対合格の教室−』の白石葵一ほか、松藤史恩、蒼井旬、坂元愛登、岩田奏ほか。昭和の地方都市に住む、それぞれ複雑な家庭環境で必死に生きる個性豊かな子どもたちを熱演する。

さらに瞬の母親・佳子を臼田あさ美、父親・作朗を浜野謙太、妹・ワコを新津ちせ、隆造の父親・真樹夫を永瀬正敏、母親・美奈を河井青葉が演じる。

予告編は、少年たちが“地獄トンネル”に向かうシーンから始まる。主人公・高崎瞬(池川)、親友・隆造(田代)、いじめられっ子のトカゲ(白石)、目指せ東大一直線の正太郎(松藤)は、「トンネルを走り抜けると願いが叶うって、本当かな。」と子どもたちの間に流れる噂を確かめようとする。

彼らは映画監督を夢みる西野(岩田)と出会い、映画作りに熱中するが、ツッパリ中学生の舎弟・明(蒼井)が西野をいじめていることが発覚。仲間たちに不穏な空気が流れ始めるなか、隆三と犯罪歴のある父親(永瀬)との間に流血騒動が起こり…。瞬は大切な仲間のためにどう行動し、どう成長していくのか?

『雑魚どもよ、大志を抱け!』は2023年3月24日より全国順次公開。