東出昌大の憑依演技！ Winny開発者・金子勇の遺品を身につけて挑んだ裁判シーン公開

#Winny #三浦貴大 #映画 #東出昌大 #松本優作 2023.02.24

金子勇（左）、東出昌大（右）
(C)2023映画「Winny」製作委員会

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金子勇を演じる東出と生前の金子の姿を比較したそっくりショットも

東出昌大と三浦貴大をダブル主演に迎え、若手監督・松本優作がメガホンをとった映画『Winny』より、東出が金子勇の遺品であるメガネや腕時計を実際に着用し、法廷での金子の姿のみならずその愛すべき一面まで演じ切った特別映像、東出と生前の金子の姿と比較したショットを紹介する。

・東出昌大、天才プログラマー・金子勇演じ「こんな天才が歴史と裁判の中に埋もれてしまったのか」と衝撃…7年の年月に思い馳せる

2002年、開発者・金子勇（東出昌大）は、簡単にファイルを共有できる革新的なソフト「Winny」を開発、試用版を「2ちゃんねる」に公開をする。彗星のごとく現れた「Winny」は、本人同士が直接データのやりとりができるシステムで、瞬く間にシェアを伸ばしていく。しかし、その裏で大量の映画やゲーム、音楽などが違法アップロードされ、次第に社会問題へ発展していく。

次々に違法コピーした者たちが逮捕されていく中、開発者の金子も著作権法違反幇助の容疑をかけられ、2004年に逮捕される。サイバー犯罪に詳しい弁護士・壇俊光（三浦貴大）は、「開発者が逮捕されたら弁護します」と話していた矢先、金子逮捕の報道を受けて弁護団を結成。金子と共に裁判で警察の逮捕の不当性を主張するも、第一審では有罪判決を下される。しかし、運命の糸が交差し、世界をも揺るがす事件へと発展する——。

・東出昌大、自宅で突如逮捕された天才プログラマーに／映画『Winny』予告編

紹介する映像は、金子自身が制作したフリーソフトの一つ「ネコファイト」を裁判で披露するシーンから始まる。金子はソフトを動かしながら説明を始めるが、「このネコファイトにはAIを搭載しています。AIの方式は…」と素人には分からない用語を矢継ぎ早にまくし立てる。検察官、裁判官は呆れるが、金子は意に介すことなく「新しいアイディアを思いつきました！」と、さらにプログラムを書き始める。

松本監督が「起こった出来事を情報として得ながら、金子勇さんや壇俊光さんの人間的な魅力を、いかに深掘りできるかという取材の仕方をしてゆきました」と語るように、映像では“金子勇”の愛すべき一面が切り取られている。東出は金子に近づくために18キロ増量し、金子の遺品であるメガネや腕時計をご家族から借り、実際に身につけて役を演じた。

『Winny』は3月10日より全国公開。

・東出昌大と生前の金子勇の姿と比較したショットはこちら！