涙なしでは見られない!少年に起こる残酷な悲劇と再生、カンヌ映画祭グランプリの「観客が最も泣いた映画」
#CLOSE/クロース#エデン・ダンブリン#カンヌ映画祭#グスタフ・ドゥ・ワエル#ルーカス・ドン#映画
各国の映画賞で47受賞104ノミネート、A24が北米配給権を獲得したことでも話題に
第75回カンヌ国際映画祭で「観客が最も泣いた映画」(BBC.com)と称されグランプリを受賞し、第95回アカデミー賞国際長編映画賞にノミネートされるなど各国の映画賞で47受賞104ノミネートを果たした『CLOSE/クロース』が、7月14日より全国公開されることが決定。本作より、少年に起こる悲劇を予感させる特報を紹介する。
・美貌は欲望の対象に…。儚い栄光と苦難に向き合う『世界で一番美しい少年』
13歳のレオとレミは、学校でも放課後でも24時間ともに過ごす大親友。ある日、親密すぎるあまりクラスメイトにからかわれたレオは、レミへの接し方に戸惑い、そっけない態度をとってしまう。気まずい雰囲気のなか、2人は些細なことで大喧嘩になり…。
監督を務めるのは、前作『Girl/ガール』(18年)で第71回カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)を受賞し、鮮烈なデビューを飾ったルーカス・ドン。長編2作目となる本作では、学校という社会の縮図に直面した10代前半に自身が抱いた葛藤や不安を瑞々しく繊細に描いた。
主人公・レオと幼馴染のレミを演じるのは、本作で俳優デビューしたエデン・ダンブリンとグスタフ・ドゥ・ワエル。子どもでもなく大人でもない10代特有の揺れ動く心情を表現した2人には、世界中から賛辞が贈られている。
色鮮やかな花畑や田園を舞台に、無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いたこの物語は、ヨーロッパ、アメリカ、アジアと世界各国で上映され、「感情を揺さぶるあまりの強さに打ちのめされた」(Screen)、「涙なしでは見れない傑作」(Los Angeles Times)と多くの映画人や観客を魅了した。また、映画ファンから絶大な支持を得る気鋭の映画製作・配給スタジオ「A24」が北米配給権を獲得したことも話題を呼んだ。
特報は、レオ(エデン)とレミ(グスタフ)が美しい風景の中を笑顔で駆けるシーンから始まる。ふたりは24時間ともに過ごす大親友。当たり前のように一緒で、それがずっと続くと誰もが思っていたが…。
「永遠を壊したのは、僕。」と不可解な言葉で締めくくられた特報。目の前に突き付けられた衝撃に時が止まる。幸せなはずの彼らはどうなってしまうのか、今後が気になる映像となっている。
『CLOSE/クロース』は7月14日より全国公開。
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