シャロン・ストーンの“脚の組み替えシーン”が社会現象に
鬼才ポール・ヴァーホーヴェン監督によるエロティック・スリラー『氷の微笑』(92年)が、公開から30年の時を経て、無修正R18+の『氷の微笑 4Kレストア版』として劇場にカムバック。本作より、4K版ビジュアル&予告編を紹介する。
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本作は、公開当時に社会現象を巻き起こしたエロティック・スリラーの金字塔。初公開時には全米で160億円を超えるボックス・オフィスを記録したほか、日本でも1992年の年間ランキング3位を記録する大ヒットとなった。
サンフランシスコの刑事ニックは、かつてのロックスターがアイスピックで刺殺された事件の捜査に乗り出す。いくつかの不穏な痕跡から、ニックは被害者の恋人で作家のキャサリンを尋問するが、享楽的な彼女に次第に翻弄されていく。駆け引き、愛、そして新たに起こる不可解な事件の数々―。出口のない迷路にはまったニックが唯一頼れるのは、彼自身の本能だけだった…。
監督を務めるのは、『トータル・リコール』(90年)『ELLE エル』(16年)『ベネデッタ』(21年)など数々の話題作・問題作を生み出してきた鬼才ポール・ヴァーホーヴェン。ロックスター殺害事件の捜査をきっかけに深みにはまっていく刑事ニックをマイケル・ダグラス、ニックを惑わす作家キャサリンをシャロン・ストーンが演じる。
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4K版ビジュアルでは、青い光に照らされているようなグラデーションのもと、官能的な表情を浮かべるニックとキャサリンが向かい合う。踊るコピーは「疑惑(スキャンダル)再び―。」。何人をも魅了してきた名作の帰還に相応しい官能的なビジュアルだ。
予告編は、尋問室で喫煙をとがめられる容疑者キャサリンの姿から幕を開ける。一切悪びれず、「喫煙で告発する?」とのたまう彼女に、刑事ニックは何かを感じ取る。
被害者との赤裸々な関係を明かしながら、犯行を否定するキャサリン。この状況を楽しんでいるような彼女に痺れを切らしたニック。「ゲームがお好きなようだ」と吐き捨てるが、キャサリンから返って来たのは、予想の上を行く”挑発”そのものだった。
かくして火ぶたを切った2人の駆け引き。サンフランシスコ警察の精神科医エリザベスや、同僚のガス、そしてキャサリンの恋人ロキシーらをも巻き込み、息もつかせぬ衝撃の展開へ―。美しくレストアされた映像もあいまって、期待の高まる予告編に仕上がっている。
『氷の微笑 4Kレストア版』は6月16日より劇場公開。
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