公開初日と2日目には5人全員が登壇する舞台挨拶を予定
AV女優・楪カレン、森沢かな、桜井あゆ、安藤もあ、真矢みつきが主演する映画『ブルーポルノ』。AV女優が自分自身を演じる異色リアルラブストーリーの本作より、予告映像とポスタービジュアルを紹介する。
・[動画]5人のAV女優が自分自身を演じる異色ラブストーリー/映画『ブルーポルノ』予告編
業界の枠を超えるパフォーマンスを見せてきた、人気と実力は折り紙付きの5人のAV女優たちが映画初主演する本作。5人の女優に対してロング&デプスインタビューを実施し、まだ誰にも打ち明けたことのない赤裸々な人生の歩みと“本気の恋”を語ってもらい、そこにそれぞれ古典・名作・スリラー・アート・カルト映画をモチーフに加えて脚本を制作、2年をかけて撮影・編集し、ついに今秋公開される。公開初日と2日目には5人全員が集まり、舞台挨拶をすることも決定している。
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彼女たちは自分自身を演じるために、半年間の演技ワークショップに参加し、自身の映像演技スキルと、過去の自分と対峙し、昨今の邦画では考えられないような長い期間をかけて役作りを敢行。映像の細部までリアリティと、演技に迫真性を持たせるために、彼女らが普段着ている服を衣装として身につけ、メイクと髪型も当時の写真をもとに現代風にアレンジしつつ完全再現した。
また、男性のキャラクターにもとことんこだわり、一般からプロの俳優まで大々的にオーディションと面接を行い、女優たちの記憶と想像と妄想の中のイメージに限りなく近い男性俳優を採用。話し方・仕草・髪型やファッションにいたる細部まで丁寧に作り込みを行った。
2つのメジャーレーベルで専属契約をするほどの人気を誇る楪カレンは、昨今では韓国・日本のドラマ、バラエティにも進出するなど業界を超えた活躍が著しいが、今回は彼女のユニークなキャラクターを体現した脚本を自然体で演じる。
デビュー1年で100本以上の作品に出演をした安藤もあは、異色の経歴の持ち主。中学生の時に乃木坂46一期生の最終オーディションに進出し、アイドルグループメンバーとして活躍、18歳まで数え切れないほどのライブをこなしていたという。本作では自分自身の過去と知らず知らずに向き合ってしまうという繊細な感情表現に挑戦している。
数多くの単体作品を世に出し、4本のストレートビデオ作品で主演を果たし、女優としても実績を残してきた桜井あゆは、自身の男性観を強く反映しながらも、映画中最もファンタジー要素を取り入れた脚本に対して、経験豊かな演技力でリアリティを与えている。
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小麦色に焼けた妹系女優として鮮烈なデビューを果たした真矢みつきは、最近ではピンク映画にも関わらず一般公開され異例のロングラン上映となった『新橋探偵物語2』(22年)のヒロイン役などで活躍の幅を広げているが、今回は彼女のパブリックイメージに反するような複雑な過去を巡るストーリーを生き生きと演じている。
年間ランキング10位にまで上り詰める人気女優・森沢かなは、デビュー11周年を迎え勢力的に舞台にも出演し、演劇分野での活躍がめざましいが、その磨かれた演技力で映画を引き締める。
女優の相手役を務める俳優には、数多くの作品でピリリと効いた演技を見せる、知る人ぞ知る名バイプレイヤー・寺岡哲、ジュノン・スーパーボーイ・コンテストBEST50に選出された経歴を持つネクストブレイク期待の那珂村神、数え切れないほど多くの舞台出演を重ね、安定した演技力を誇る元富良野塾の金純樹、北野武映画『首』(23年)で戦国武将役を熱演したことで注目高まるシュポン・タチバナ、一般からの応募で高い倍率をくぐり抜けた飯塚颯汰ほか。フレッシュな面々が映画に新鮮な彩りを与えている。
映画『ブルーポルノ』は9月1日より池袋シネマ・ロサにて1週間限りの特別公開。
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