初めて語られる鬼太郎の”父”たちの物語…かつての目玉おやじと水木の出会いを描く『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』ファイナル予告篇

「我が子が生まれる未来」を願う鬼太郎の父の想いは届くのか？

かつての目玉おやじと水木の出会い、そして2人の父たちの運命を描く、初めて語られる鬼太郎の父たちの物語。水木しげる生誕100周年記念作品『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』より、最新映像を盛り込んだファイナル予告篇を紹介する。

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昭和31年、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族によって支配されていた哭倉村。帝国血液銀行に勤める水木は、当主・時貞の死の弔いを建前に野心と密命を背負い、また鬼太郎の父は妻を探すために、それぞれ村へと足を踏み入れた。

龍賀一族では、時貞の跡継ぎについて醜い争いが始まっていた。そんな中、村の神社にて一族の1人が惨殺される。それは恐ろしい怪奇の連鎖の始まりだった。鬼太郎の父たちの出会いと運命、圧倒的絶望の中で2人が見たものとは？

監督は『劇場版 ゲゲゲの鬼太郎 日本爆裂!!』（08年）の古賀豪。TVアニメ『マクロスF』などで知られる吉野弘幸が脚本を手がけ、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の副監督を務めた谷田部透湖がキャラクターデザインを担当する。

キャスト陣は、TVアニメ『ゲゲゲの鬼太郎』（第6期）で鬼太郎を演じた沢城みゆき、目玉おやじを演じた野沢雅⼦に加え、おなじみのあのキャラクターに似た謎の少年役として古川登志夫。

かつての目玉おやじを演じるのは、『鬼滅の刃』で鬼舞辻無惨を演じ日本中を震えあがらせた関俊彦。初めて『ゲゲゲの鬼太郎』シリーズに参加する関は、「まさか、鬼太郎の父で参加することができるとは！ この仕事をやっていて良かった」とコメントを寄せている。

水木を演じるのは、『テニスの王子様』シリーズの忍足侑士役の木内秀信。関と同じく本シリーズ初参加となり、「水木しげる先生生誕100周年の記念に制作される映画だと知り、そのような大きな節目の作品に、大役を演じさせて頂くことに背筋が伸びる思い」とコメントをしている。

さらに種﨑敦美、小林由美子、白鳥哲、飛田展男、中井和哉、沢海陽子、山路和弘、皆口裕子、釘宮理恵、石田彰、庄司宇芽香、松風雅也ら豪華声優陣が出演する。

今回紹介するのは、最新映像を盛り込んだファイナル予告篇。野沢が演じる目玉おやじの「ついに、この時が来たか…」という意味深な発言とともにスタートし、冒頭から不穏なBGMと、「秘められし禁断の忌譚」というコピーにより誰も知らない物語の始まりを予感させる。

関が演じる幽霊族の末裔・鬼太郎の父（かつての目玉おやじ）は、行方不明になった妻を探し、恐怖の舞台となる哭倉村（なぐらむら）を訪れる。そして、時を同じくして木内が演じる水木も、勤め先の帝国血液銀行からの密命を帯び、日本の政財界を裏で牛耳る龍賀一族の当主・時貞の弔問に訪れる。この「呪われし村でふたりは出会う」という文字の通り、運命的な出会いを果たすが、それは同時に恐怖の始まりだった。

公家の衣装・直衣を着し、白塗り化粧を施した龍賀家の長男・時麿（飛田）と、高圧的な長女・乙米（沢海）の姿、古川演じるある謎の少年の「ゲゲ！」という驚きの表情が、哭倉村にこれから巻き起こる異常な事態を予見させる。

また、一度も村を出たことがない“深窓の御令嬢”龍賀沙代（種﨑）は、これまでの情報でははかなげな少女という印象だったが、今回の映像では「ここは禁域とされているんです」と毅然として語っており、さらに謎が深まる。

映像では、無数の妖怪が襲い掛かるシーンも垣間見られる。幽霊族と人間という垣根を超えた水木と鬼太郎の父が謎を解き明かしていく中で揺れ動く感情、そして「我が子が生まれる世界」、「この目で見てみとうなった」という強い想いが込められた言葉…。我が子の未来を願う鬼太郎の父の想いは、果たしてどのようなエンディングを迎えるのか？

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』は現在公開中。

・『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』の場面写真はこちらから！

・［動画］鬼太郎の父・目玉おやじと水木の運命の出会い！映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』予告編