ドラマ&映画の世界観を繋ぐ、切なくも美しいメロディ
永野芽郁&高橋文哉の初共演で贈る映画『からかい上手の高木さん』。現在公開中の本作より、Aimerによる主題歌「遥か」のスペシャルMVを紹介する。
・Aimerの書き下ろし主題歌に高橋文哉「演じている時に聴きたかった!」切ない楽曲が物語を彩る『からかい上手の高木さん』予告編
山本崇一朗による人気コミック「からかい上手の高木さん」。隣の席になった女の子・高木さんに何かとからかわれる男の子・西片。どうにか高木さんにからかい返そうと策を練るも、いつも見透かされてしまい失敗。そんな2人のからかいをめぐる日常を描くストーリーが話題を呼び、シリーズ累計発行部数1200万部を突破する大ヒットを記録。これまでにTVアニメ化、アニメ映画化が発表されている。
今回の実写映画は、中学生時代から10年後を舞台にしたオリジナルストーリーとなる。「からかい」「からかわれる」、そんな2人の関係がずっと続くと思っていた中学生時代——。しかし、とある理由で高木さんが島を離れることになり、2人は離ればなれになってしまう。そこから10年の月日が経った頃、島で2人が再会するところから物語が始まる。
西片をからかっていた中学生時代から10年が経ち、母校の教育実習生として島へ帰ってきた高木さんを演じるのは、主演・永野芽郁。高木さんにいつもからかわれ、からかい返そうとするも失敗ばかりしていた日々から10年、母校で体育教師として奮闘する西片を演じるのは、高橋文哉。人気・実力ともに若手最高峰の2人が、本作で初共演を果たす。
そして、この2人の中学生時代を演じるのは、「Seventeen」専属モデルとして活躍し、NETFLIX作品『余命一年の僕が、余命半年の君と出会った話。』など話題作に出演が決定している月島琉衣と、映画初出演となった是枝裕和監督作品『怪物』(23年)で熱演し、その圧倒的な存在感で、今年の日本アカデミー賞新人賞を受賞した黒川想矢。月島と黒川は、映画の中の回想シーンと先日までTBSドラマストリーム枠で放送されていたドラマ版の『からかい上手の高木さん』に出演している。
メガホンを取るのは、『愛がなんだ』(19年)『街の上で』(21年)『ちひろさん』(23年)『アンダーカレント』(23年)など数々の作品を手掛け、新世代の恋愛映画の名手として名高い今泉力哉。再び動き出す高木さんと西片の愛おしい時間を、圧倒的な映像美で紡ぐ。
今回紹介するのは、Aimerの「遥か」に乗せ、映画の本編映像を新たに編集し、さらにはドラマ映像もふんだんに使用した主題歌スペシャルMV。映像は、永野演じる高木さんが西片との思い出がつまった母校の廊下で振り返るカットから始まる。「久しぶりだね、元気にしてた? 嬉しいなっと思って」「なにが?」「変わってないのが」——10年ぶりに再会する高木さんと西片のなにげない会話。
そして、Aimerのエモーショナルな歌詞と映像がリンクし、高木さんと西片のかけがえのない、愛しい日々が映し出される。最後には誰もが「いつもまでもこうして 笑っててほしい」と願うような感涙スペシャル映像に仕上がった。
『からかい上手の高木さん』は現在公開中。
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