野生の島で起動したロボットが、動物たちと危機を乗り越えていく感動の物語! ドリームワークス最新作『野生の島のロズ』特報

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ニューヨーク・タイムズのベストセラーリスト1位を記録した傑作童話の映画化

『シュレック』『ボス・ベイビー』『ヒックとドラゴン』シリーズなど、数々の大ヒットアニメーションを生み出してきたドリームワークス・アニメーション最新作『野生の島のロズ』が日本公開されることが決定した。本作より特報と場面写真を紹介する。

・【動画】そのロボットは命令を待ち続けた 人間のいない島で/映画『野生の島のロズ』特報

本作は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる著書「野生のロボット」シリーズ。2016年に出版された「野生のロボット」は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、一大現象となったほか、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞等を含む数多くの文学賞を受賞した傑作童話だ。

嵐の夜、人間をサポートするプログラムがインストールされた最新型アシスト・ロボットが入った箱が、無人島に流れ着いた。「私はROZZUM(ロッザム)7134、ロズと呼んでください」「ご用件をどうぞ」誰もいない大自然の中で、起動したロズは命令を求め歩き出す。

島の動物たちからは“怪物”呼ばわりされ、大自然を孤独にあてもなくさまようロズ。誰からも命令されない、過酷な野生の島では、ロズに組み込まれたプログラムは通用しない。しかしある日、ひとつの“小さな出会い”をきっかけに、ロズに思いもよらない変化の兆しが現れ始める。

監督・脚本は、ディズニーで経験を積み『リロ&スティッチ』(22年)の監督を務め、ドリームワークスで『ヒックとドラゴン』(10年)などを手掛けてきたクリス・サンダース。製作は、ドリームワークス・アニメーションの『ボス・ベイビー:ファミリー・ミッション』(21年)や『カンフー・パンダ』シリーズのジェフ・ハーマンが務める。

本国の声優キャストには、ロボットのロズ役に『それでも夜は明ける』(13年)で第86回アカデミー賞助演女優賞を受賞し、その後も『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22年)や『クワイエット・プレイス:DAY 1』(24年)など話題作への出演が絶えない実力派女優ルピタ・ニョンゴ。さらに『マンダロリアン』シリーズのペドロ・パスカル、『シッツ・クリーク』シリーズのキャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウら名だたる豪華キャストが参加している。

今回紹介する特報映像の舞台となるのは、緑が一面に生い茂る野生の島。指示を与えてくれるはずの人間のいない場所で偶然起動してしまった最新型アシスト・ロボのロズは、「ご用件をどうぞ」と語りながら島の中を進んでいく。しかし、森の動物たちは警戒して近づいてこない。そんな中、偶然ロズは雁の赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会う。映像の最後、「ママ」と呼んで額をタッチする雁の愛らしい姿に、ロズは思わず赤い光を放つ。ロボットでありながら感情が生まれる瞬間が描かれ、それは同時に物語の始まりを予感させる。

特報映像の中で描かれている島や森は、絵画のように美しい。サンダース監督は「古くは『バンビ』のタイラス・ウォンの絵や、『となりのトトロ』を始めとした宮崎駿監督作品に登場する森に至るまで、様々なものを参考にしました」と明かしている。CGに頼らず人の手によって描かれたという繊細な描写にも注目だ。

また、あわせて紹介する場面写真は、ロズの周りを無数の蝶が舞い上がるシーンカット。思わず見入ってしまう繊細かつ美しい無数の蝶とロズのビジュアルに、ドリームワークス・アニメーションの技術の高さを感じさせずにいられないビジュアルとなっている。

『野生の島のロズ』は2025年2月7日より劇場公開。