松坂桃李、『雪の花』は「とてもいい作品になると思います」芳根京子&役所広司らと作品への思い語る
『雪の花 ―ともに在りて―』より特別映像が到着!
巨匠・黒澤明監督“最後の弟子”であり、デビュー作『雨あがる』(00年)以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督の最新作『雪の花 ―ともに在りて―』。本作より、松坂桃李、芳根京子、役所広司ら豪華キャスト陣が作品への想いを語る特別映像を紹介する。
・松坂桃李主演の本格時代劇『雪の花 ―ともに在りて―』が、第37回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に出品決定
・【動画】松坂桃李、妻・芳根京子と支え合い疫病に立ち向かう町医者に/映画『雪の花 ーともに在りてー』特別映像
本作は、巨匠・黒澤明の助監督を務め、監督デビュー作『雨あがる』以来、一貫して人間の美しい在り方を描いてきた小泉堯史監督が、吉村昭の原作「雪の花」(新潮文庫刊)を映画化した本格時代劇。日本映画を代表する豪華キャストとスタッフが集まり、多くの人命を奪う疫病と闘った町医者の愛と感動の実話を描く。
江戸時代末期。死に至る病・疱瘡(天然痘)が大流行して多くの人命が奪われていく中、福井藩の町医者・笠原良策(松坂桃李)は、どうにかして人々を救う方法を見つけようとする。妻・千穂(芳根京子)に支えられながら、京都の蘭方医・日野鼎哉(役所広司)に教えを請いに出向いた良策は、異国では疫病の予防法として「種痘」が伝わっていることを知る。
予防法成功の鍵となる「種痘の苗」を長崎から入手すべく、様々な困難にぶつかりながらも絶対に諦めない良策。その志は、やがて藩を、そして国をも巻き込んでいく。知られざる無名の町医者は、どのようにして日本を救ったのか――?
笠原良策役には、映画俳優として数々の賞を受賞し、世代のトップランナーである松坂桃李。使命感に溢れる人物をひたむきに、力強く演じ切り、作品を牽引する。良策の妻・千穂役に芳根京子。周りを明るく照らす太陽のような、だが意外な一面も持つ人物をチャーミングに演じる。そして、良策を導く蘭方医・日野鼎哉役に、名実ともに日本を代表する俳優・役所広司。
10月28日から開催される「第37回東京国際映画祭」にて、世界の国際映画祭で話題になった作品や、国際的に知られている巨匠の最新作、本国で大ヒットした娯楽映画等を取り扱う【ガラ・セレクション部門】への出品が決定し、早くも注目を集めている本作。今回紹介する特別映像では、松坂桃李、芳根京子、役所広司という日本を代表する俳優たちが、貴重なメイキング映像も交えながら本作への想いと撮影当時を振り返っている。
笠原良策を演じた主演の松坂は、「時代劇と聞くと敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません! とてもいい作品になると思います。間違いなくそういう予感がしております」と、主演として座長を務めた初の小泉組の現場を自信たっぷりに語る。
良策の妻・千穂役の芳根は、「すごくプレッシャーはありました。でも現場に入ると皆さんとても穏やかなので安心して居られるなと思っています」と、撮影現場の充実ぶりを思わせるコメント。
蘭方医・日野鼎哉を演じた役所は、「疱瘡(疫病)が壊滅出来たのはいろんな人たちがいろんなことをして、命を懸けて頑張った結果なんだろうな」と、先人たちの諦めない姿勢と努力、実話だからこそ宿る作品の力強さに言及した。
また、小泉監督による、優しく重厚な作品性がうかがえる場面写真もあわせて紹介する。人命を奪う疫病の危機に立ち向かった夫婦の裏にあった絆や温かな空気が感じられるような、穏やかな笑顔を浮かべた良策と千穂の2ショットの写真に加え、良策そして鼎哉の鋭くも志の深さを感じる眼差しが印象的な写真の計3点。日本代表するキャストが、魂を込めて演じた、日本を救った実在した人物たち。彼らの生き様、諦めない心、そして熱量を、劇場で体験していただきたい。
『雪の花 ―ともに在りて―』は2025年1月24日より全国公開。
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