吉沢亮、板垣李光人の“童貞”を守るべく初恋阻止!? 『ババンババンバンバンパイア』公開決定

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(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

450歳のバンパイアに吉沢亮、天真爛漫ピュアボーイ役に板垣李光人

吉沢亮が銭湯で働く450歳のバンパイア、板垣李光人が天真爛漫ピュアボーイを演じるバンパイア・ラブ・コメディ『ババンババンバンバンパイア』が、2025年2月14日のバレンタインデーに全国公開されることが決定した。本作より特報映像&ポスタービジュアルを紹介する。

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原作は、「別冊少年チャンピオン」にて連載中の奥嶋ひろまさによる同名コミック。2021年11月号から連載開始されると、ぶっ飛んだ設定と中毒性のある世界観、浮世離れした美形でありながらどこかおバカなクセ強キャラクターたち、彼らが織りなすカオスなストーリーに虜になる読者が続出。マンガ通の麒麟・川島明も絶賛し、TVなど各メディアで取り上げられ、SNSを中心に話題を呼んでいる。今年春には実写映画とTVアニメの同時メディア化が発表された。

銭湯で住み込みバイトとして働く森蘭丸、その正体は450歳のバンパイア。究極の味わいである「18歳童貞の血」を求め、銭湯のひとり息子・立野李仁(15歳)の成長と純潔をそばで見守る日々だったが、ある日李仁がクラスメイトの篠塚葵にひと目ぼれ。恋が成就してしまえば、それすなわち童貞喪失の危機。突如訪れたピンチに「恋をさせてはなるものか‼」と蘭丸による決死の童貞喪失阻止作戦が幕を開ける。

主人公のバンパイア・森蘭丸役には、今年デビュー15周年を迎え日本映画界の第一線で活躍し続ける・吉沢亮。21年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』や映画『キングダム』シリーズに出演し、最新作『ぼくが生きてる、ふたつの世界』(24年)では第16回TAMA映画賞にて最優秀男優賞を受賞するなど、その確かな演技力で強い存在感を発揮している吉沢が、今回は銭湯で働くバンパイアに。

吉沢の起用理由について本作のプロデューサー陣は、「バンパイアとして人間離れした美しさの説得力を持ちつつ、一方で人間くさいキュートさがなければ成立しないキャラクター。繊細さと大胆さ、シリアスとコミカル、その両方をもつ吉沢亮さん以外考えられないとオファーさせていただきました」とコメントした。

そんな蘭丸が血を狙う、天真爛漫ピュアボーイ立野李仁役には、映画やテレビドラマなど俳優活動に留まらず、アートやキャスターなどの様々な分野で活躍をみせ、最近は自身初の個展も開催した板垣李光人。役名「李仁」は原作者の奥嶋が板垣をイメージし名付けており、まさに板垣にしか演じられないキャラクター。板垣自身も「ここまでふっきれたコメディは初めて」と語り、劇中で蘭丸が「100年に一度の逸材」と称賛するほどの最上級にピュアなキャラクターをコミカル且つ魅力たっぷりに演じる。

そして李仁の初恋相手で、蘭丸の正体がバンパイアであることを確信し、彼に恋心を抱くようになる葵役は、今年『恋わずらいのエリー』にて映画W主演、映画&ドラマ『【推しの子】』など注目作への出演も続く若手女優・原菜乃華。蘭丸と李仁の関係性に波紋を起こしていく葵を、すでにコメディエンヌとして高い評価を受ける原がどう演じていくか注目だ。

監督を務めるのは、KDDI auの「三太郎」シリーズなど様々のCMを手掛け、広告賞も多数獲得するなどCM界のトップランナーであり、インパクトのあるキャラクターをつかったコミカルな演出を得意とする浜崎慎治。吉沢も出演した『一度死んでみた』(20年)に続き2本目の長編映画監督作となる。脚本を手がけるのは、テレビドラマ『花咲舞が黙ってない』シリーズや、『恋です!〜ヤンキー君と白杖ガール』などラブコメ作品に定評のある松田裕子。

今回紹介する特報映像では、吉沢扮する蘭丸が月をバックに夜の闇を翔けるシーンや吸血シーンなど美しきバンパイアっぷりを見せるも、李仁の初恋を知った後半は一転、その初恋を阻止すべく大暴れ。葵に壁ドンしたり、我慢出来ずに睡眠中の李仁を吸血しようと画策する姿が。ラストでは、蘭丸がデッキブラシを持ち巻き物を掲げながら「童貞喪失、絶対阻止!」と高らかに叫ぶという、シュールかつカオスなシーンが描かかれる。ピンチに陥った蘭丸が李仁の初恋をどう阻止していくのか、この先の展開に期待が高まる映像だ。

『ババンババンバンバンパイア』

(C)2025「ババンババンバンバンパイア」製作委員会 (C)奥嶋ひろまさ(秋田書店)2022

また、ポスタービジュアルでは、銭湯を背景に「絶対阻止!」と仁王立ちする蘭丸と、初恋の人・葵を想像し頬杖をつくピュアさ満点の李仁、そして李仁の目線の先には葵が描かれている。こちらも期待が高まるポスターとなっている。

■吉沢亮(森蘭丸役)

浜崎監督とは一度ご一緒したこともあり、台本も面白かったので、ぜひ出演させていただきたいと思いました。久々のコメディでとても楽しく撮影ができましたし、共演者の方々も個性豊かで魅力的な方ばかりで、華やかな現場でした。豪華俳優陣でくだらないことを全力でやっている、愉快な映画になると思いますので、たくさんの方に楽しんでいただきたいです。

■板垣李光人(立野李仁役)

最初お話をいただいて原作を読んだ時に、役名が同じ名前ということに驚いたのですが、後に僕をイメージして描いてくださったと知り運命を感じました。

撮影現場はすごく楽しかったですし、ここまでふっきれたコメディをやらせていただくことはなかなかないので、監督の演出や、吉沢さんや共演者の皆さんの演技など勉強になることが多かったです。吉沢さんとは撮影前にご飯に行かせていただいたのですが、吉沢さんの蘭丸だからこそ素直に李仁という役を演じることが出来ました。

個性豊かなキャラクターの皆さんが登場して、その中で巻き起こる、一見バカらしいけどそれに真剣に取り組んでる様が面白くもあり、感動する部分もあり、いろんな風に楽しんでいただける作品だと思いますので、ぜひ多くの方にご覧いただけたらと思います。

■原菜乃華(篠塚葵役)

原作を読んだ時、本当に面白くてすぐに読み終わってしまい、ずっと撮影が楽しみでした。実際撮影に入ると現場の皆さんもすごくあたたかく、毎日ずっと笑っていた記憶しかないです。吉沢さんと板垣さんとは、空き時間にゲームをして一緒に遊んだり、浜崎監督とはお芝居の話とは全く違う話で色々楽しく会話させていただき、愛のある現場だなと思い本当に楽しかったです。

この作品はバンパイア様の麗しさと、李仁くんのピュアな可愛らしさに、たくさん癒されてたくさん笑っていただけるような作品だと思います。楽しみにしていてください!

■浜崎慎治(監督)

このサイコーにおバカな漫画原作の実写化に、正直何が正解なのかを模索する日々が続きました。そんな中、原作の奥嶋先生から「映画は監督のものなので自由に楽しく作ってください」というお言葉を頂き、これは日本最高峰のバンパイアコメディ映画を作るチャンスなんだと確信しました。そして、このぶっとんだコメディを撮るために日本最高峰のキャストが集結! 主演の吉沢亮さんはじめ、出演していただいた全ての方に大感謝です!

バンパイアでなくても死にそうな真夏の日差し、深夜の撮影も多い日々でしたが、スタッフやキャストと共に、バンパイアコメディとは何ぞやという問いに全力で取り組みました。とんでもないバンパイア映画が誕生しそうです。

来年2月14日のバレンタインデーに、劇場で皆様にお会いできるのを心待ちしております。

『ババンババンバンバンパイア』は2025年2月14日より全国公開。

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