『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督×『侍タイムスリッパー』安田淳一監督、映画愛が炸裂するスペシャル対談
それぞれの映画作りへの挑戦とこだわり、一番大切にしていることとは?
内野聖陽を主演、岡田将生を共演に迎え、韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に描く痛快クライム・エンターテイメント『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』。本作より、上田慎一郎監督と『侍タイムスリッパー』安田淳一監督のスペシャル対談動画が公開された。
・【動画】『侍タイムスリッパー』安田淳一監督「『カメ止め』が作ってくれた道を歩んでいる」/映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』上田慎一郎監督×安田淳一監督対談
映画『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』は、上田監督が『カメラを止めるな!』(17年)公開前から動いていた渾身のプロジェクト。ソ・イングク、スヨン、マ・ドンソクの豪華共演で日本でも話題を呼んだ韓国ドラマ『元カレは天才詐欺師~38師機動隊~』を原作に、上田監督が存分にオリジナリティを加え、豪華キャストと精鋭スタッフが集結した痛快クライム・エンターテイメントだ。
税務署に務めるマジメな公務員・熊沢二郎(内野)。ある日、熊沢は天才詐欺師・氷室マコト(岡田)が企てた巧妙な詐欺に引っかかり、大金をだまし取られてしまう。親友の刑事の助けで氷室を突きとめた熊沢だったが、観念した氷室から「おじさんが追ってる権力者を詐欺にかけ、脱税した10億円を徴収してあげる。だから見逃して」と持ちかけられる。
犯罪の片棒は担げないと葛藤する熊沢だったが、自らが抱える”ある復讐”のためにも氷室と手を組むことを決意。タッグを組んだ2人は、クセ者ぞろいのアウトローたちを集め、詐欺師集団《アングリースクワッド》を結成。壮大な税金徴収ミッションに挑む──。
主演は、『きのう何食べた?』シリーズや公開の控える映画『八犬伝』(24年)では葛飾北斎を演じるなど話題作への出演が続く内野聖陽。税務署に務めるマジメで気弱な中間管理職の公務員でありながら詐欺師と組んで、脱税をひた隠す大企業から未納の10億円を徴収することになった男・熊沢二郎を演じる。
公務員・熊沢と異色のタッグを組む天才詐欺師には、現在放送中のNHK連続テレビ小説『虎に翼』や、大ヒット中の映画『ラストマイル』(24年)も話題の岡田将生。頭脳明晰で素早い判断力に大胆な話術と行動力を持ち合わせる天才詐欺師で、熊沢とともに壮大な詐欺を企てる男・氷室マコトを演じる。
今回、本作の監督でもあり『カメラを止めるな!』を手掛けた上田慎一郎監督と、『侍タイムスリッパー』を手掛ける安田淳一監督のスペシャル対談映像が解禁された。
飛ぶ鳥を落とす勢いの自主製作の時代劇『侍タイムスリッパー』。8月に東京・池袋のシネマロサ1館で公開されると、卓越したアイディアや映画への愛情、その完成度の高さからSNSなどを通じて口コミが広がり、公開館数が230館以上に拡大、今や社会現象に。低予算のインディーズ映画ながら動員ランキングのTOP10入りを果たすなど、2018年に興収30億円以上をたたき出した“『カメラを止めるな!』の再来”とも呼ばれている。
動画では、上田監督と安田監督がお互いの作品の感想を語りつつ、『カメ止め』現象が起きた当時を懐古し、今の『侍タイムスリッパー』が現象化した状況を振り返る。さらに、低予算をうたうインディーズ映画『侍タイムスリッパー』がどう作られたか、また上田監督が錚々たる人気俳優をキャスティングした新作『アングリースクワッド』を作るにあたって、インディーズ映画と比較して変わった部分と変わらない部分など撮影秘話が語られる。そして、対談の最後を締めくくるのは、映画作りへの挑戦とこだわり、映画作りで一番大切にしていることなど、2人の映画づくりに対する芯の部分が見える熱いトーク。映画愛が炸裂したここでしか聞けないエピソードが満載だ。
『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』は11月22日より全国公開。
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