ノーマン・リーダス「千葉県の本大久保に住んでいたんだ」日本の思い出を楽しげに語る特別インタビュー公開
#オースティン・バトラー#ザ・バイクライダーズ#ジョディ・カマー#トム・ハーディ#ノーマン・リーダス#映画
ノーマン・リーダス、『ザ・バイクライダーズ』で放浪のバイカー役に
60年代のアメリカを舞台に伝説的モーターサイクルクラブの栄枯盛衰を描いた映画『ザ・バイクライダーズ』。本作より、放浪のバイカー役を演じるノーマン・リーダスが日本の観客に向けて語った特別インタビュー映像を紹介する。
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本作は、1960年代アメリカ・シカゴを舞台に描く、バイクを愛した男たちの自由と破滅の軌跡。アメリカの写真家ダニー・ライオンが、60年代シカゴに実在したバイク集団”Outlaws Motorcycle Club(アウトローズ・モータサイクル・クラブ)”の日常を描写した1st写真集「The Bikeriders」(1968年初版)にインスパイアされている。
1965年アメリカ・シカゴ。不良とは無縁の生活を送っていたキャシー(ジョディ・カマー)が、出会いから5週間で結婚を決めた男は、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りベニー(オースティン・バトラー)だった。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(トム・ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は異彩を放っていた。
バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて“ヴァンダルズ”という名のモーターサイクルクラブへと発展。クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。
一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。そんななか、暴走が止まらない“ヴァンダルズ”で最悪の事態が起こってしまう——。
ヴァンダルズで異彩を放つベニーには、『エルヴィス』(22年)『デューン 砂の惑星 PART2』(24年)などのオースティン・バトラー。本作のストーリーテラーで、ベニーのパートナーでもあるキャシーを演じたのは、『最後の決闘裁判』(21年)のジョディ・カマー。ヴァンダルズのカリスマ的リーダーのジョニーにはトム・ハーディ。
また、ヴァンダルズのメンバー・ジプコには『ブレット・トレイン』(22年)で知られるマイケル・シャノン。ヴァンダルズを取材する写真家ダニーには『チャレンジャーズ』(24年)『ウエスト・サイド・ストーリー』(21年)のマイク・フェイスト。放浪のバイカー・ソニーには『ウォーキング・デッド』シリーズのノーマン・リーダス。
今回紹介するインタビュー映像は、ノーマン・リーダスが「千葉県の本大久保に住んでいたんだ」と懐かしげに語る場面からスタート。毎回ゲストとツーリングを楽しむ番組『ライド with ノーマン・リーダス』のホストであり、カリフォルニアのハーレーダビッドソンで働いていた時期もあるほど、根っからのバイク好きとして知られるリーダスが、本作に出演するきっかけとなったンヌ国際映画祭での監督との出会いなどを語っていく。演じた役について質問されている途中に、「俺の声は大きくない?」とインタビュアーを気遣う様子も。
さらに、「あなたは日本でとても人気があります。映画や写真だけでなくゲームの世界でも」と言う問いかけに対して、「日本じゃスーパースターだ」とおどけながらも、世界的ゲームデザイナー小島秀夫と制作した『DEATH STRANDING』のことや、「山本耀司とも仲良くなったし、チームラボの人たちとも知り合いになった」と楽しげに思い出を語り、「最高の国だ」と日本を絶賛。最後は「ありがとうございます」と日本語で締めくくった。
『ザ・バイクライダーズ』は11月29日より全国公開。
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