坂口健太郎、レッドカーペットイベントでピアノの生演奏を披露!「緊張でちょっと弾き外してしまいました…」
有村架純は、思い出の地・小樽に打ちあがる花火に思わず涙
Netflixシリーズ『さよならのつづき』のレッドカーペットスペシャルイベントが長期ロケを行った北海道・小樽で開催され、主演の有村架純と坂口健太郎が登壇。北海道の現地のファンと撮影時の思い出を振り返るとともに、坂口が劇中で披露したピアノの生演奏を行い、小樽の夜空に花火が打ち上げられるなどプレミアムなイベントとなった。
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東京から場所を小樽に移して実施された配信記念ジャパンツアー2日目は、小樽の劇場の舞台挨拶からスタート。有村と坂口が会場に登場すると、来場者から大きな歓声が沸き上がり、有村は「ただいま、小樽!」と北海道の観客へ元気よく挨拶。「約4ヵ月、この小樽の街にも大変お世話になって、とても素敵な作品に仕上がり私も嬉しく思っています」と長期ロケで滞在した思い出の地へ感謝の気持ちを述べた。
続いて坂口も、「小樽に帰って来れました。この土地にとても協力していただいて作りあげた作品です。小樽の街はどれもが新しくて、とても美しくて、そんな小樽の街で撮影できたことを幸せに思います」と話し、有村同様に「ただいまー!」と声を掛けると、会場からは温かい「おかえりー!」という歓声が返され、場内は冒頭から一体感に包まれた。
続いて、MCが来場者へどこから来たかを投げかけると、会場には多くの小樽市民が来場していることが明らかになり、その中には実際に作品にエキストラとして参加された方の姿も。2人がエキストラ参加者にどのシーンで登場したかなどを尋ねる場面もあり、和やかなやり取りが続いた。
MCから作品で注目してほしいポイントを聞かれた有村は、5話や予告にも登場する登別市と壮瞥町の間にあるオロフレ峠でのさえ子と成瀬にとって重要なシーンをあげ、「大事なシーンだったので、緊張感もあって、今日はできるかなという不安があったんですけど、その膨大な景色を前に自然と自分の心が動いていくのがわかって。そういった土地の力を借りて無事に撮影を終えることができた思い出のシーンでもあるので、ぜひ堪能していただけたらと思います」と撮影時のエピソードを明かした。
坂口は北海道・八雲町で撮影したシーンをあげ、「八雲は名前の由来にもなっているように曇りが多いと伺っていて、そんな中、撮影のときにピカッと晴れてすごい美しい景色の中で撮影できたんです。撮影って天候には逆らえないんですが、そういう意味でもすごく奇跡が重なった日々を送ってたなと思いました」と3話で描かれる駅でのシーンを紹介し、思い出を振り返った。
続いて小樽港マリーナで行われたレッドカーペットイベントには400人のファンが集結。ファンの熱気があふれる中、有村と坂口がリムジンに乗って姿を表すと、大きな歓声が上がった。2人はそれぞれファンサービスを実施し、現地の方との交流を行った。
会場の準備が整ったところで、有村と坂口が再びステージへ登場。MCから劇中で披露しているピアノ生演奏について質問が飛ぶと、坂口は「(生前のドナーの記憶が残った心臓の)移植によって急にピアノが弾けるようになったという設定なので、自然と弾けている感じを出すのが大変でしたね」と回答。
その流れでMCから演奏を促された坂口は、ステージに設置されたグランドピアノの前へ移動し、実際に「I Want You Back」の生演奏。会場からは大きな拍手と歓声が沸き起こった。
演奏の感想を聞かれた有村は、「すごい! すごい! すごい!」と興奮気味にコメント。それを受け坂口は、「寒さじゃない緊張でちょっと弾き外してしまいました…」と照れくさそうに返し、「なんのブランクも感じなかった! ピアノを習ってる訳じゃないのに本当にすごい!」と有村がフォローし、2人の関係性が垣間見えた。
4ヶ月間撮影をした小樽での思い出を聞かれた有村は、「(撮影が)休みの日にイオンシネマで映画を見て、マネージャーさんとワニワニパニックをして遊びました(笑)」と小樽の寒さを吹き飛ばすほっこりエピソードを披露。
坂口は「食事に行ったり、街の人たちと飲んだりしていました」と語り、仲良くなったバーのお客さんから撮影中に差し入れをいただいたと、仰天の思い出エピソードを明かした。
やがてイベントは終盤へ。配信開始へ向け来場者と一緒にカウントダウンを行い、カウントが0になった瞬間、米津玄師が書き下ろした主題歌「Azalea」とともに、北海道小樽の空に大輪の花火が打ち上げられた。
有村は「感動…すごーい!」、坂口は「わぁーーー! キレイ」とリアクション。花火を見た有村は目を潤ませながら「色々思い出してしまいましたね。ちょうど1年前にこの作品に取り掛かっていたので、ようやく皆さんにお届けできるのが嬉しいのと、主題歌もこの物語に良い影響を与えてくださっていてグっときちゃいました」と喜びを語った。
坂口は「試行錯誤しながら丁寧に作った作品なので、配信が始まって皆さんのものになったんだなぁと、寂しい気持ちと喜びが込み上げてきました」と胸中を明かした。
最後に作品を通してのメッセージを聞かれた坂口は、「愛情って普遍的なものだと思うし、皆さんも色んな出会いや別れがあると思うんですけど、その中で1つこの作品が皆さんの心の中に大切なものとして、残ってくれたら凄く幸せだなぁと思います」と思いを語った。
有村は「この物語を見て、自分が生きた中で出会った大切な人、過去の出会いも、今皆さんの中にいる大切な方々すべてをまるっと包みこんで、大切な人を想いなおすきっかけの作品になったらいいなと思います」と小樽に寒い中集まった観客を気に懸けつつ、感謝と作品への思いを語りイベントを締めくくった。
『さよならのつづき』はNetflixにて独占配信中。
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