吉沢亮が魅せる誰も見たことのない魂の演技! 美しくも狂気を感じさせる『国宝』予告編

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(C)吉田修一/朝日新聞出版 (C)2025映画「国宝」製作委員会
『国宝』
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ライバル役を演じる横浜流星の劇中ソロビジュアルも解禁

吉沢亮を主演、横浜流星を共演に迎え、李相日監督が吉田修一の傑作小説を映画化する『国宝』。本作より、美しくも狂気を感じさせる予告編とポスタービジュアル、横浜と渡辺謙のソロビジュアルを紹介する。

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原作は、2017年から朝日新聞にて連載された吉田修一による同名長編小説。歌舞伎界を舞台にした本作は、連載時から大きな話題となり、日本文学の伝統に脈々と流れる芸道小説の金字塔にして、吉田修一の最高傑作と言われている。任侠の一門に生まれながらも、歌舞伎の世界に飛び込み、芸の道に青春を捧げ、芝居だけに生きてきた主人公・喜久雄が、その命を賭けてなお、見果てぬ夢を追い求めていく壮大な物語だ。

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主人公・喜久雄役には吉沢亮、そのライバルとなる名門の御曹司・大垣俊介役を横浜流星が演じる。さらに渡辺謙、高畑充希、寺島しのぶ、田中泯、森七菜、見上愛、永瀬正敏、宮澤エマ、黒川想矢、越山敬達、三浦貴大、嶋田久作ら国宝級の豪華キャストが名を連ねる。

メガホンをとるのは、『フラガール』(06年)で日本中を感動の涙で包み、日本アカデミー賞最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀脚本賞を受賞した李相日監督。初めて吉田修一作品に挑んだ『悪人』(10年)は、第34回日本アカデミー賞13部門15賞受賞、最優秀賞主要5部門を受賞し、第35回報知映画賞作品賞、第84回キネマ旬報日本映画ベストテン第1位、第65回毎日映画コンクール日本映画大賞など国内のあらゆる映画賞を総なめ、第34回モントリオール世界映画祭ワールド・コンペティション部門で最優秀女優賞を受賞するなど、海外でも高い評価を得た。

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今回紹介するのは、美しくも狂気を感じさせる予告編。任侠出身の喜久雄(吉沢)は、15歳のときに父親を亡くし、天涯孤独となった。そんな喜久雄を家に引き取ったのは、喜久雄の天性の才能を見抜いた上方歌舞伎の名門の当主・花井半二郎(渡辺)だった。歌舞伎という新しい世界を知った喜久雄は、半二郎の跡取り息子で名門の御曹司・俊介(横浜)と兄弟のように育てられ、親友として、ライバルとして、ともに芸を磨き、青春を捧げていた。

「代役は喜久雄で行く」。事故で入院した半二郎から、喜久雄と俊介に突如告げられた思いがけない言葉。看板役者・花井半二郎の当たり役である名作「曽根崎心中」のお初に選ばれたのは喜久雄だった。跡取り息子の俊介ではなく、血筋でない喜久雄を選ぶというのだ。その一言が二人の運命を揺るがし、周囲の人生をも翻弄していく。

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また、ポスタービジュアルは、喜久雄(吉沢)の、揺らぎのないまっすぐな目が印象的。その目の下には、正義や勇気を表す赤い紅隈を彷彿とさせる化粧が。何かを心に決めたような、喜久雄の強い意志が感じられるビジュアルになっている。このビジュアルの撮影を担当したのは写真家の操上和美。クランクアップの翌日、喜久雄としての役がまだ抜けていない中での撮影となった。

さらに、横浜流星、渡辺謙の劇中ソロビジュアルも解禁された。横浜演じる歌舞伎界名門の御曹司・大垣俊介は、幼い頃から将来を約束され、役者として順風満帆な人生を歩んできたが、この後大きく運命が狂っていく。渡辺演じる歌舞伎役者・花井半二郎のビジュアルは、優しくも鋭いまなざしをある人物に向けるシーンから。その目は何を見つめ、半二郎は何を感じているのか。

『国宝』は2025年6月6日より全国公開。