長澤まさみ、枕元によじ登ってきたのは我が子かと思いきや…不気味な人形に絶叫『ドールハウス』予告編

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『ドールハウス』
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瀬戸康史、田中哲司、安田顕、風吹ジュンらの出演も決定

長澤まさみ主演、矢口史靖監督によるドールミステリー映画『ドールハウス』。本作より、瀬戸康史、田中哲司、安田顕、風吹ジュンら新キャストと予告編を紹介する。

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長澤まさみが脚本の面白さに出演を熱望したという本作は、110分の間、怒涛の展開を見せるノンストップの“ドールミステリー”。脚本・監督を務めたのは、『ウォーターボーイズ』(01年)や『スウィングガールズ』(04年)など、上質な娯楽作品を次々と世に送り出してきた矢口史靖。監督が「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」とアイデアを温めていた本作は、愛らしい人形が一転、家族を翻弄してゆくスリリングな面白さはもちろん、人形に隠された秘密が徐々に解き明かされる謎解きミステリーの醍醐味もあり、冒頭からぐいぐい観客を引き込んでゆく。

長澤演じる主人公・佳恵の夫で病院の看護師として働きながら、佳恵と共に人形の謎に迫っていく忠彦役を務めるのは瀬戸康史。瀬戸は長澤について「大好きな女優さんです。天才だと思っているんですけど、その天才の裏にはすんごい努力がある人だというのを感じています。どの作品でも」と共演の喜びと共に現場で見た長澤の一面を明かした。

矢口監督の印象については「『スウィングガールズ』はじめ、ほっこり笑顔になれて感動できるのが矢口作品の魅力の一つなのかなと思ってて、笑いと対極にある恐怖みたいなものを矢口さんがどう作品に落とし込むのかとっても興味があります。この役は矢口監督が“僕みたいな適当さ”“僕みたいな軽さ”っておっしゃっていたんですよ。参考にしている人物は矢口さんかもしれない」と意外な役作りの裏側を明かした。

『ドールハウス』

また、瀬戸とは『コンフィデンスマンJP』などで共演経験がある長澤は、「瀬戸さんとの共演は何回かあるんですが、対峙するような役柄で演技をしたことがないのですごく楽しみだなと思いました。信頼がお互いある気がしていて、夫婦の役なので当たり前の感覚みたいなものを現場でお互い感じながら、監督と相談しながらこの作品でしかできない空気感をちゃんと作り出せたらいいなって思ってます」と語っている。

さらに、佳恵(長澤)と忠彦(瀬戸)の前に現れる呪禁師(じゅごんし)・神田役として田中哲司、私服警官・山本役で安田顕、忠彦の母親で息子夫婦を心配する鈴木敏子役で風吹ジュンの出演も発表された。実力派俳優陣が演じる役がどのように人形の“謎”に関わっていくのか気になるところ。

今回紹介する予告映像では、ティザービジュアルで描かれていたかわいいながらもどこか変な人形の“謎”がベールを脱ぐ。ある日、不幸な事故により最愛の娘を亡くし哀しみに暮れる主人公・佳恵は、骨董市で娘によく似た愛らしい少女人形を買い我が子のようにかわいがり、やがて元気を取り戻してゆく。しかし、佳恵と忠彦の間に新たな娘・真衣が生まれると、夫婦は真衣を可愛がり人形に見向きもしなくなり、その頃から一家に奇妙な出来事が次々と起こりはじめる。

『ドールハウス』

枕元によじ登ってきたのが我が子と思いきや、明かりをつけるとそこには人形の姿が…。この人形・アヤは誰が作ったのか? 佳恵と忠彦は専門家とともに人形の出自に迫っていく。果たして人形に隠された秘密とは? そして、解き明かされる衝撃の真実とは? 映像のラストには長澤まさみの絶叫する場面も収められており、ゾクゾクの“ドールミステリー”に期待が膨らむ映像となっている。

『ドールハウス』は6月13日より全国公開。