鈴木亮平と有村架純の“願い”が交錯! AIの書き下ろし楽曲が優しく寄り添う『花まんま』予告編

#AI#前田哲#映画#有村架純#朱川湊人#花まんま#鈴木亮平

(C)2025「花まんま」製作委員会
『花まんま』
『花まんま』

『花まんま』のイメージソングにAIによる書き下ろし楽曲「my wish」が決定

鈴木亮平と有村架純が兄妹役で初共演する前田哲監督最新作『花まんま』のイメージソングに、AIによる書き下ろし楽曲「my wish」が決定。同楽曲を使用したエモーショナルな本予告映像と本ポスタービジュアルを紹介する。

・妹には秘密が… 鈴木亮平と有村架純の関西弁炸裂の特報解禁

2005年に第133回直木賞を受賞した短編集「花まんま」は、記憶の濃淡を丁寧に語り分けながら、人間の哀しさや温かさを繊細に織り込む巧みな筆致で評価される作家・朱川湊人の代表作。ある兄妹の不思議な体験を描いたこの物語が、初版からおよそ20年を経た今春、東映配給の劇場映画として全国公開される。

早逝した両親と交わした「兄貴はどんな時も妹を守るんや」という約束を胸に、たった一人の妹の親代わりとして大阪下町で生きる熱血漢の兄・俊樹を演じるのは、日本のみならず、国際的にも評価されている鈴木亮平。まもなくの結婚を控えながら、実はある秘密を抱えている妹・フミ子を、今や“国民的俳優”とも評される有村架純が演じる。

監督は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(18年)『そして、バトンは渡された』(21年)など、人の心の揺れ動きに対する繊細かつ真摯な眼差しと豊かな表現力にも定評のある前田哲。原作の映像化企画を長年出版社へ提案し続け、ラブコールが実を結んだ。

『花まんま』

今回、本作のイメージソングをAIが担当することが明らかになり、書き下ろしの楽曲「my wish」を使用した予告映像が初解禁された。AIは言わずと知れた国民的アーティストであり、今年でデビュー25周年を迎える。力強く、優しく、また人々を明るく前向きな気持ちにさせるその歌声と歌唱は心の奥底に響き、感情を揺さぶるが、それは本作が描き出す兄妹や家族の喜怒哀楽といったテーマにも共鳴する。

本作イメージソング書き下ろしのオファーがあった際、AIは『花まんま』という映画のタイトルに一瞬驚いたものの、「役者さんも内容も素晴らしすぎて久々に笑って泣いて感動しました」と絶賛。「こんな素晴らしい映画のイメージソングが歌えて光栄です!!!」と溢れんばかりの喜びを語った。

楽曲を聴いた鈴木亮平は「静かなメロディーの中に、『花まんま』の世界と、この物語に込められた『願い』が繊細に映し出されていると感じました。静謐で重厚な旋律に、AIさんの奥深く豊かな歌声が寄り添って、まっすぐに紡がれた言葉の一つ一つが心の奥へと染み込んでくるようです」とコメント。

有村架純も「いつまでも兄と妹を見守ってくれる母のような安心感をくれるこの歌が、あの頃の温かさを思い出し、私もいつの間にかこんなに大人になったんだなぁと感慨深くもなりました」と語っている。

そんな「my wish」を使用した予告映像は、早くに両親を亡くした兄・俊樹(鈴木)と妹・フミ子(有村)の日常からスタート。フミ子と太郎(鈴鹿央士)の結婚が決まり、誰もが待ち遠しい日々を送る中、フミ子に”別の家族の記憶”があることが明らかになる。妹の幸せを願う俊樹の純粋な想いと、フミ子がどうしても叶えたい願いが交錯する中、AIの「願いはいつか叶う」という歌詞が優しく寄り添う。

幼馴染・駒子(ファーストサマーウイカ)の強烈なビンタを浴びた俊樹は、何かが吹っ切れたかのようにある所へと向かう。そして、花嫁姿のフミ子の元に「でっかいプレゼント持ってきたで!」と満面の笑みで駆けつける姿が映し出される。兄妹愛と“秘密”に満ちた予告映像は、「忘れられない感動のラスト5分」のテロップとともに、披露宴で涙を流す2人の姿で締めくくられる。果たして俊樹が用意したフミ子へのプレゼントとは一体何なのか?

『花まんま』

また、本ポスタービジュアルでは、妹の幸せを願い笑みがこぼれる兄・俊樹と、憂いつつもどこか強い意志を感じさせるフミ子の眼差しが印象的だ。そんな2人を包み込むかのような太郎と駒子の優しい表情と「最後に、会いたい人がいる」のキャッチコピーが加わり、より一層エモーショナルなデザインとなっている。

■AI

花まんまってタイトルで、え?! どんな映画!?w って思いましたが、素晴らしかった。役者さんも内容も素晴らしすぎて久々に笑って泣いて感動しました。こんな素晴らしい映画のイメージソングが歌えて光栄です!!!

■鈴木亮平/加藤俊樹役

「my wish」を初めて聴いた時、その静かなメロディーの中に、『花まんま』の世界と、この物語に込められた「願い」が繊細に映し出されていると感じました。静謐で重厚な旋律に、AIさんの奥深く豊かな歌声が寄り添って、まっすぐに紡がれた言葉の一つ一つが心の奥へと染み込んでくるようです。皆様もぜひ、映画『花まんま』とともに、この名曲を存分に味わってください。

■有村架純/加藤フミ子役

いつまでも兄と妹を見守ってくれる母のような安心感をくれるこの歌が、あの頃の温かさを思い出し、私もいつの間にかこんなに大人になったんだなぁと感慨深くもなりました。 慈愛に満ちたこの曲も併せてこの作品も楽しんでいただけると嬉しいです。

『花まんま』は4月25日より全国公開。