一人二役マーク・ラファロ、監督らが撮影を振り返る
マーク・ラファロが一人二役で双子の兄弟を熱演 『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランス監督・脚本『ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』。第72回エミー賞主演男優賞(マーク・ラファロ)受賞!キャスト・監督らが撮影を振り返る特別映像(※一部ネタバレあり)解禁!
本作は精神疾患を患う双子の兄を一人で支えながら、過去の様々なトラウマや、新たに明かされる衝撃的な家族の秘密など数々の困難に直面しながらも、人生を立て直そうと努力する主人公の葛藤を描いたウォーリー・ラムの同名ベストセラー小説を、『ブルーバレンタイン』のデレク・シアンフランスがドラマ化。
本作で主演・製作総指揮を務める『アベンジャーズ』のマーク・ラファロは一人二役で双子の兄弟を見事に演じ分け、2020年9月21日に開催された第72回エミー賞授賞式でリミテッド・シリーズ部門の主演男優賞に輝いた。昨日「BS10 スターチャンネル」で最終回の放送を終え、壮絶でありながらも感動の最終回の余韻にまさに今浸っている方も多いのではないだろうか。今回はそんな全話鑑賞した方向けの、マーク・ラファロを始めとするキャストとデレク・シアンフランス監督らが撮影を振り返る特別映像が解禁となった(※特別映像は全話鑑賞した方向けとなっており、一部ネタバレがございますのでご注意ください)。
特別映像では、監督のデレク・シアンフランスは今作のテーマについて「私の普遍のテーマである”家族の宿命”を描いた。それに抗おうとする家族のドラマだ」と語る。一卵性の双子である弟ドミニクと兄トーマスの一人二役を熱演したマーク・ラファロは「あるアメリカ人一家の濃密な物語だ。血の因縁とトラウマを描いている。家族は物語の宝庫だ。これは世界共通だろう。ほかのどこよりも家で成長し傷つき人としての在り方を学ぶ場所だ」と人生のなかで最もパーソナルな部分を共有する家族の存在について語った。
キャスリン・ハーン演じるデッサは、ドミニクとの夫婦関係のなかで辛い出来事を経験した後に離婚した前妻という役どころだが、離婚後再会するようになった二人が過去に起きた辛い出来事について慰め合い、心許し始めるというラファロとのシーンについて、「あのシーンは俳優人生の宝物よ。台本には何も書かれていなくてアドリブでやることになったの。カフェで向かい合ってマークが言ったセリフを聞いて胸を打たれたわ」とアドリブによって生まれたラファロとの感動的なシーンを回想した。
ラファロは、ドミニク役の演技について「トーマスの清らかな魂がドミニクに乗り移ったみたいだ」と回想し、「物語の最後に真実に気づくんだ。愛は許しから育つ。人間同士のつながりの中に神は宿る」と悲劇の連続でありながらもラストでは希望を感じさせるような本作のメッセージについて明かした。
キャストやスタッフの奇跡的な化学反応が起きたとも言える感動の人間ドラマ『ある家族の肖像/アイ・ノウ・ディス・マッチ・イズ・トゥルー』は「スターチャンネルEX」で全話独占配信中。エミー賞で主演男優賞に輝いたラファロの演技にもより注目度が高まるなか、全話鑑賞済の方は世界観に浸れる特別映像で復習しつつ、これからご覧になる方もイッキ見必須な話題作を秋の夜長にぜひ楽しんでみてほしい。
【配信】Amazon Prime Videoチャンネル 「スターチャンネルEX -DRAMA & CLASSICS-」字幕版:全話配信中
【放送】BS10 スターチャンネル 字幕版:12月放送予定
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