映画『ネクタイを締めた百姓一揆』特報

#ネクタイを締めた百姓一揆#新花巻駅#東北新幹線

新幹線・新花巻駅の設置を巡る14年間の物語

市民運動の末、決定事項を覆し、新幹線の駅の設置を実現した実話の映画化『ネクタイを締めた百姓一揆』。

「請願駅」とは、地方自治体・地元住民・新駅周辺企業等の要望により開設された鉄道駅のこと。本作は、実在する岩手県の新幹線請願駅「新花巻駅」の設置を巡る、14年間の物語。

1971年(昭和46年)10月に日本国有鉄道(国鉄)が発表した東北新幹線基本工事計画には設置予定として名前のなかった「新花巻駅」が、市民運動の末、1985年(昭和60年)3月に開業するまでの奇跡の逆転劇を、労働組合の隆盛から国鉄分割民営化へとつながる時代を背景に描いた群像劇。

新幹線のみならず、昭和の物的インフラ整備に懸けられた想い。そこには様々な人々・地域の思惑があり、それが地域を支えてきた。「駅」言わば「街作り」に全力を尽くした人たちの、実話に基づいた青春物語。昭和の時代に決定事項を覆した「不屈の精神」は、令和の時代を生きる私たちの勇気の源になるにちがいない。
2020年11月6日公開