父親の自覚なし未熟な仲野太賀に疲れ果てた妻・吉岡里帆
笑って、泣いて、叫んで。 彼の出した答えが、あなたの胸に突き刺さる『泣く子はいねぇが』。親にも、大人にもなれずに、逃げ出した―。手放してしまった娘に届け!仲野太賀の“魂の叫び”がこだまする本予告映像解禁!
サン・セバスティアン国際映画祭に続き、シカゴ国際映画祭や東京フィルメックスのコンペティションへの正式出品も決まっているなど今、国内外から注目されている本作は、監督・脚本・編集の佐藤快磨が、秋田県・男鹿半島の伝統文化「男鹿のナマハゲ」から、“父親としての責任”、“人としての道徳”というテーマを見出し、親になることからも、大人になることからも逃げてしまった主人公が、過去の過ちと向き合い、不器用ながらも青年から大人へ成長する姿を描いた完全オリジナル作品。
大人として、そして父親としての自覚も曖昧な主人公たすくを演じるのは、個性溢れる表現力で注目を集める演技派俳優、仲野太賀。そして妻ことね役の吉岡里帆、親友の志波役の寛一郎に加え、山中崇、余貴美子、柳葉敏郎といった実力派俳優が集結。平成生まれの新たな才能・佐藤監督を確かな演技で支え、物語を彩り魅了する。
この度、仲野太賀の“魂の叫び”が爆発!心揺さぶられる本予告が完成!!
子供が生まれてもなお父親の自覚がないたすく(仲野太賀)は、育児に疲れ果てた妻のことね(吉岡里帆)から「なーんにも考え てないでしょ」と突き放され、返す言葉もない…。大人にも父親にもなりきれない未熟な自分を痛感しながらも、なかなか変わることができないもどかしさ。そんなたすくが絞り出すように呟いた「俺が父親だよ」という決意の言葉。大切なものを失ってしまったたすくが最後に爆発させた思いとは…。たすく演じる仲野太賀渾身の「泣く子はいねぇが!」という熱い叫びに思わず心揺さぶられる予告映像が完成した。
また、この予告を盛り上げるのは、数々の著名アーティストからも絶賛される音楽界の新進気鋭、折坂悠太が本作のために書き下ろした主題歌「春」。本作へ起用されたきっかけは、撮影中に、主演の仲野から折坂の楽曲が本作の世界観にぴったりだという提案から始まりました。曲を聞いたプロデューサーや監督は折坂の作品に強く惹かれ、主題歌だけでなく劇伴も依頼。交渉の末、今回初めて折坂が映画主題歌、そして、劇中に流れる楽曲全般も手がけることとなった。幼少期にロシアやイランで過ごした折坂のバックボーンを活かした多様で、多彩な楽器から生み出された音楽は、伝統文化を題材にした本作に“現代”というエッセンスを加えている。
2020年11月20日公開
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