イーサン・ホーク、記念すべき50歳を迎え演じた奇妙な男の役とは?
イーサン・ホーク×『ブルーに生まれついて』ロバート・バドロー監督との再タッグで話題となっている『ストックホルム・ケース』が、2020年11月6日ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿、UPLINK吉祥寺他にて全国公開。
今までにない役を魅力いっぱいに演じるイーサン・ホークをはじめ、不運にもラースの人質になるが、どこか憎めない彼に不思議な感情を芽生えさせていく銀行員ビアンカに『ミレニアム』シリーズや『プロメテウス』のノオミ・ラパス。ラースの犯罪仲間グンナー役を『キングスマン』シリーズや『裏切りのサーカス』などで知られる英国出身の名バイプレイヤーであるマーク・ストロングが演じるなど、実力派たちの演技アンサンブルは必見!
製作には『ゲット・アウト』『アス』などのヒットメーカー、ジェイソン・ブラムが参加、制作陣には人気俳優ウィル・スミスの会社も名前を連ねている。
この度、公開間近の11月6日に記念すべき50歳の誕生日を迎えるイーサン・ホークの映像インタビューが到着した。
「普通の人は銀行強盗をしない。犯人が“いいヤツら”と言われても、普通は強盗したり銃で脅したりしない。銀行強盗の目的が金ではないので、かなり奇妙な男だとすぐに気づく。」と本当の犯人について言及。
「僕は再現ドラマやドキュメンタリー作品を作るつもりはなかった。僕は実際の犯人とかなり違うし、状況もよく理解できない。ただ事実を伝えるだけでは映画にならないんだ。観客が何に共通点を見出し、何に興味を引かれるか考えるべきだ。現代ではいろいろな方法で事実を確認できる。我々の仕事は物語を芸術作品として伝えることだ。」と、熱く語る。
「いくつかの事実はとても興味深い。元同房者の友人を刑務所から解放させるのはかなり過激なことだ。彼らの関係も、そしてビアンカとも不思議な関係で不鮮明な関係ばかりだ。でもロバートと数年前に仕事をしたのでお互いの考えはよく理解ができた。彼は僕の演技を信じて、僕も彼を信じてついていった。どちらかが話の筋が通る境界線にいて、もう1人ははみ出さないように見張っていた。」と監督との信頼関係を明かす。
ラースという役については「かなり演技が難しい役だったね。だから急激な気分の変動を演じたよ。」と話し、順通りの撮影については「興奮状態で銀行強盗を演じ、ひとつのセットで撮影が続く時間を追った撮影はやりやすかった。」と思い返した。
映画『ストックホルム・ケース』は2020年11月6日公開
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