容赦なき悪徳刑事が横行する“誘拐ビジネス”を殲滅する
1997年、ギャング絡みの“誘拐”が多発するリオデジャネイロを舞台に、“悪徳刑事”たちが卑劣な犯罪者を追う!実話に基づくハード・アクション!『ディヴィジョン』。特集上映「ワールド・エクストリーム・シネマ 2020」内にて2020年12月18日より1週間限定で東京・ヒューマントラストシネマ渋谷にて公開が決定!
ブラジル・リオデジャネイロ、2016年のオリンピック開催が記憶に新しい風光明媚な観光都市として知られるこの街は、一方で2002年にフェルナンド・メイレレス監督『シティ・オブ・ゴッド』の舞台にもなったとおり世界有数の犯罪都市としても知られている。市内には1,000を超えるファヴェーラと呼ばれるスラム街が点在しており、今日においても犯罪組織による抗争や、治安対策活動による激しい銃撃戦が発生している。
本作の舞台となったのは1997年、毎月11件も発生する誘拐事件、その多くは犯罪組織による富裕層からの身代金を目的としたものであり、警察も治安の悪化に頭を悩ませていたが、ある事件をきっかけに誘拐事件ならびに誘拐犯を殲滅するべく、犯罪すれすれの捜査を行ってきた暴力刑事と汚職刑事の2人を誘拐対策課に加入させ、苛烈な戦いの火蓋を切って落とす。
監督を務めたのはヴィゴ・モーテンセンを主演に1930年代のドイツを舞台に描く重厚なドラマ『善き人』や、伊原剛志主演で第二次大戦後のブラジル日系移民社会の激動の時代を描いた『汚れた心』ほかで注目を集めたブラジル在住のヴィセンテ・アモリン。
果たして、最も危険な街で横行する“誘拐ビジネス”を最も危険な刑事たちは殲滅できるのか!?
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