桃子さん(田中裕子)のある日のルーティン動画
ひとり暮らしの桃子さん。おらの今は、こわいものなし。田中裕子、15年ぶり主演作!《芥川賞&文藝賞W受賞》のベストセラーを沖田修一監督が映画化!『おらおらでひとりいぐも』。桃子さん、75歳。わかりみ強め。ルーティン動画が公開!
75歳でひとり暮らしをしている主人公“桃子さん”役には映画『いつか読書する日』以来15年ぶりに映画主演を務める田中裕子。そして桃子さんの「娘の時代」「妻の時代」を蒼井優が二人一役で務める。メガホンをとるのは『南極料理人』『横道世之介』『モリのいる場所』などを手掛け、数々の国内外の映画賞を受賞してきた沖田修一監督。東出昌大、濱田岳、青木崇高、宮藤官九郎ら豪華俳優陣も集結し、可憐でたくましい桃子さんの日常を描く。
「朝の時短!」「シンプルライフ!」「これがわたしの新習慣!」とYouTube界隈で良く見かけるモーニングルーティン動画。このたび『おらおらでひとりいぐも』から田中裕子演じる主人公・桃子さんのとある日の過ごし方をまとめた動画が公開となった。
桃子さんのルーティンは「MORNING(朝食)」「HOSPITAL(病院)」「LIBRARY(図書館)」「DAUGHTER(娘)」「MAINTENANCE(メンテナンス)」からなる。75歳の桃子さんが過ごす毎日の様子がコミカルにピックアップされており、息子や娘目線では我が親に思いを馳せたり、自分事目線では、“わかる…”と思い当たる節もあるはず!?その後、このルーティンは徐々に桃子さんの内側へ。歌謡ショーの開催や心の声=寂しさとのダンスなど、桃子さんの知られざる脳内ルーティンも垣間見えてくる。
本作では、そんな桃子さんの過ごす日々に寄り添いながら、至るところで頭の中で鳴り響く彼女の声が飛び出し、思いもよらぬところまで観客を連れていってくれる。沖田修一監督による丁寧に積み上げられたリアリティとユーモアが桃子さんの佇まいと見事に掛け合わされた本作。いつもの居間や病院、図書館、歩き慣れた道すがら、静かな一人暮らしとはかけ離れ、賑やかさを携えた毎日の続きを、ぜひ劇場で体感してほしい。
映画『おらおらでひとりいぐも』は2020年11月6日公開
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