ロイ・アンダーソン監督が永遠とは何か、を語る
第76回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞したスウェーデンの巨匠ロイ・アンダーソン監督最新作『ホモ・サピ エンスの涙』が2020年11月20日よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館にて公開。ロイ・アンダーソン監督、最新作を語るメッセージ動画到着!
この世に絶望し、信じるものを失った牧師。戦禍に見舞われた街を上空から眺めるカップル。これから愛に出会う青年。陽気な音楽にあわせて踊るティーンエイジャー…。本作で描かれるのは、時代も性別も年齢も異なる人々が織りなす悲喜劇。映像の魔術師ロイ・アンダーソン監督が構図・色彩・美術と細部まで徹底的にこだわり、全33シーンすべてをワンシーンワンカットで撮影。実在の名画の数々からインスパイアされた美術品のような映像美にのせて「千夜一夜物語」の語り手を彷彿とさせるナレーションが物語へと誘う。
この度到着したメッセージ動画は、今年9月に開催されたぴあフィルムフェスティバルでのロイ・アンダーソン監督の大規模な特集上映に際して寄せられたもの。
その中から、今回は特別に最新作『ホモ・サピエンスの涙』について語ったものが公開された。本作のテーマや監督のお気に入りのシーン、そして『ホモ・サピエンスの涙』(英題:「ABOUTENDLESSNESS」)に代わる、驚きの別タイトル案まで飛び出すなど、監督の人柄がうかがえる微笑ましいメッセージ動画となっている。
『ホモ・サピエンスの涙』は2020年11月20日公開。
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