イアヌッチ監督が物語世界へと誘う冒頭映像
2021年の映画始めはこれ!大笑いと大粒の涙で、人生大逆転の幕が開く!『どん底作家の人生に幸あれ!』。アーマンド・イアヌッチ監督より日本公開にむけてメッセージが到着!そしてデヴ・パテル演じる主人公ディヴィッドが、自らの生い立ちを振り返り始め、一気に物語世界へと誘う本編冒頭映像が解禁!
ディケンズ自ら「著作の中で一番好きだ」と公言し、これまで6度も映像化されているイギリスの国民的作品を原作の持つユーモラスな魅力に新たな光を当て、笑って泣ける絶品のエンターテイメントに生まれ変わらせたのは、『スターリンの葬送狂騒曲』でスターリンの葬式をめぐる政治家たちのドタバタ権力闘争をシニカルな笑いたっぷりに描いた鬼才アーマンド・イアヌッチ監督。
「なるべく多彩なキャストにしたかったんだ」という監督は、あらゆる人種を混ぜ合わせたキャスティングにこだわり、主人公デイヴィッドには『LION/ライオン~25年目のただいま~』『ホテル・ムンバイ』のデヴ・パテル。裕福だが気性が激しい伯母役に『サスぺリア』のティルダ・スウィントン、デイヴィッドに付きまとう奇妙な世話係に『007/』のベン・ウィショー。そのほか『トゥモローランド』のヒュー・ローリー、『パディントン』のピーター・キャパルディ、『ダンケルク』のアナイリン・バーナードら豪華キャストが集結し、めまぐるしく変転する主人公の半生を彩っていく。
解禁となった本作冒頭映像は、拍手で観衆に迎えられた主人公ディヴィッドがステージに上がり「ありがとう。僕は自分の物語の主人公になれるか、誰かにその座を奪われるのか」とスピーチする場面。
そして「ご覧に入れよう」という言葉をきっかけに、舞台は一気に彼が生まれた”カラスの家“へ。そこには、陣痛で「痛い!」と叫び暴れるデイヴィッドの母の姿と、家政婦ペゴティが慌てて準備をする様子が。それを窓から奇妙な顔で覗きこんでいたのが、ティルダ・スウィントン演じる伯母のトロットウッド夫人。のちにデイヴィッドを助けることになる伯母は苦しむ母にお構いなしに家へ上がり込むー。自分が生まれる瞬間を大人になったデイヴィッドが見守るという展開に、観客もデイヴィッドの物語へ誘われていく演出が印象的なシーンだ。
映画『どん底作家の人生に幸あれ!』は2021年1月22日公開
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