映画『BLUE/ブルー』予告編

#BLUE#ブルー#木村文乃#東出昌大#松山ケンイチ#柄本時生

情熱はあっても才能が無い松山ケンイチが東出昌大に挑む

『ヒメアノ~ル』『犬猿』吉田恵輔が描く、挑戦者たちの恋と逆境と青春。憧れと嫉妬、理想と現実。葛藤だらけの日々が、切なさを誘う予告編解禁!松山ケンイチ×東出昌大×柄本時生×木村文乃『BLUE/ブルー』は2021年4月9日より新宿バルト9 他、全国ロードショー。

リアリティ溢れる描写で人間の光と影を表現し続ける吉田恵輔。30年以上続けてきたボクシングを題材に、自ら脚本を書き上げ、「流した涙や汗、すべての報われなかった努力に花束を渡したい気持ちで作った」と語る本作は、成功が約束されていなくとも努力を尽くす挑戦者たちの熱い生き様を描いた青春映画。

吉田監督が目指した“ボクサー版『トキワ荘の青春』”には、日本映画界にはかかせない実力派キャストが集結。

主演は、演技派俳優として確固たる地位を築く松山ケンイチ。松山は、脚本に惚れ込み約2年もの間じっくりと役作りに挑み、情熱はあっても才能が無い、試合には勝てない主人公・瓜田を熱演。同じジムに所属する、強さと才能を合わせ持つ後輩・小川を東出昌大が演じ、固い友情で結ばれながら瓜田が憧れと嫉妬を抱くライバルとして存在感を発揮している。また、モテるために始めたボクシングにのめり込んでいく新人・楢崎を柄本時生が演じ、この3人は『聖の青春』以来5年ぶりの共演を果たす。ヒロインは、吉田監督作品への出演を熱望した木村文乃が務め、瓜田の初恋の人でありながら、今は小川の婚約者という二人の間で揺れる千佳を演じる。

理想と現実の間で悩みながら生きる登場人物たちの姿と、夢に焦がれた葛藤だらけの青春の日々が、観る者の心に深い余韻を残す。

この度、予告編が解禁。

予告編は瓜田(松山ケンイチ)が千佳(木村文乃)の手に、優しくバンテージを巻く穏やかなシーンから始まる。瓜田がボクシング始めたきっかけは千佳の一言。後輩の小川(東出昌大)は瓜田の誘いでボクシングをはじめ、今では千佳とも恋人の間柄。「ボクシングを始めたこと後悔してる?」と千佳に聞かれ、試合にも恋にも勝てない瓜田が「後悔してないよ…でも」と言葉を濁す姿が切なく映り、そこに続く派手にリングに倒れ込む瓜田と、力強く相手にパンチをきめる小川の対比が痛々しい。

また、挑戦者への応援歌として、竹原ピストルが本作の為に書き下ろした主題歌「きーぷうぉーきんぐ!!」も初解禁。明るくエネルギッシュな一曲が、作品を爽やかに彩る。恋と友情、憧れと嫉妬、理想と現実。もがきながらも挑み続ける主人公たちの姿が、観る者の胸を熱くする青春映画が誕生した。
『BLUE/ブルー』は2021年4月9日公開