「マラドーナはまるでボールと踊っているみたいだ」
アシフ・カパディア監督からインタビュー映像到着!「ディエゴの人生には数多くのドラマがあってよかったよ。波乱万丈、山あり谷ありだ」未だに世界中のファンから追悼の声が集まっている史上最高のサッカー選手『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』は2021年2月5日公開。
60歳という早過ぎる死に、未だに世界中のファンから追悼の声が集まっている史上最高のサッカー選手ディエゴ・マラドーナ。誰も見たことない貴重な秘蔵映像と共に、誰も知らない波瀾万丈な人生が明かされる『ディエゴ・マラドーナ二つの顔』は2021年2月5日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、グランドシネマサンシャイン他にて緊急ロードショー。
監督・製作総指揮を手掛けたのは、『アイルトン・セナ~音速の彼方へ』で英国アカデミー賞受賞、『AMYエイミー』でアカデミー賞受賞を果たした、イギリスの俊才アシフ・カパディア。また、製作にジェームズ・ゲイ=リース、編集にクリス・キング、音楽にアントニオ・ピントなど、前作と同じスタッフが集結。さらに、マラドーナ本人の完全な協力を得て、500時間の貴重な秘蔵映像と共に、栄光と挫折を繰り返す天才の光と影が明かされる。カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション、英国アカデミー賞ノミネート、ロッテントマト89%大絶賛など、世界中で高く評価された波瀾万丈な人生ドラマが遂に日本公開。
今回、公開を記念して、本作のアシフ・カパディア監督のインタビュー映像が到着した。
「昔からずっとサッカーの大ファンだ。私が子供の頃はマラドーナが最高の選手だと思われてた。1986年のワールドカップは私もマラドーナを世界一の選手だと思って見ていた。マラドーナに関する本も読んだよ。ピッチの中でも外でもとにかく波乱に満ちた人生だ。マラドーナは非凡で面白くてカッとなりやすい性格だ。こんな人の映画を作りたいと常々思ってきた」とまだ学生だった頃から、いつかマラドーナの映画を作りたいと思っていたと明かす。
また、お気に入りのシーンについては、「ディエゴのセリフで好きなものがある。“サッカーはだまし合いだ”というセリフだ。勝つために何でもするという考えがいい。イングランド戦の“神の手”がそうだ。あの試合では美しいゴールも決めた。でも人々の心により深く残っているのは神の手ゴールのほうだ。ディエゴは私生活でも同じように振る舞った。貧困地区で育ったからそれが彼の生きざまなんだ。常にみんなの期待を裏切って生きてる。トレーニングのシーンも気に入ってる。ボールと遊ぶ時間が一番幸せなんだろう。重圧とストレスがひどかったからね。“ピッチに立つと雑音が消えるんだ”と本人が語ってる。作るのに3年、編集も膨大な時間を要した。ディエゴの人生には数多くのドラマがあってよかったよ。波乱万丈、山あり谷ありだ」と本作への苦労とマラドーナへの敬愛を込めて語っている。
『ディエゴ・マラドーナ 二つの顔』は2021年2月5日公開
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