映画『海辺の家族たち』予告編

#フランス映画#感動作#海辺の家族たち

山田洋次監督も絶賛、マルセイユ近郊の小さな港町を舞台に人生を変える出会いを描く

<フランスのケン・ローチ>と称えられるロベール・ゲディギャン監督の集大成!マルセイユ近郊の小さな港町を舞台に、人生を変える出会いを描く忘れられない感動作『海辺の家族たち』は2021年5月14日公開。この度、予告編が解禁!

空と海を一望できる美しい入り江沿いにあり、かつては別荘地として賑わったが、今ではすっかり寂れた町で、過去にとらわれて絆を見失い、明日へと踏み出せない家族たちが描かれる。だが、彼らが<人生を変える新しい出会い>を受け入れたことで、再び未来が輝き始める。こんな時代だからこそ、人と人の繋がりが何よりも大切だと、忘れられないラストシーンが教えてくれる感動作。今、世界が忘れた優しさが、ここにある。

監督を務めたのは、自身が生まれ育ったマルセイユを舞台に、労働者階級や移民など社会的に弱い立場の人々の人生を温かな眼差しで見つめ続け、<フランスのケン・ローチ>と称えられるロベール・ゲディギャン監督。本国で半年以上のロングラン上映を成し遂げた大ヒット作『マルセイユの恋』や『幼なじみ』、『キリマンジャロの雪』などで高く評価され、ベルリン国際映画祭や、ヴェネチア国際映画祭、審査員も務めたカンヌ国際映画祭の常連でもある名匠が、映画人生40年の集大成となる傑作を完成させた。

この度解禁された予告編では、マルセイユ近郊の寂れた街に、突然倒れた父親のため、3人の子供たちが久しぶりに集まる様子が切り取られている。

パリで女優として活躍する末っ子のアンジェル、若すぎる婚約者を連れて戻ってきた次男ジョゼフ、父親の思いを継ぎ故郷で小さなレストランを細々と続ける長男のアルマン。それぞれが胸に秘めた過去にとらわれていたが、ある日、港に漂着した難破船の子供たちを助けたことで思わぬ方向へと未来が開けていく―。

そして、本作を鑑賞した山田洋次監督から絶賛コメントが到着。「美しい入江の一軒家に集う家族が、憂鬱な時間を重苦しく過ごすうち、突如思いもかけぬ出来事が立ち上がり、未来が豁然と開けてくるーーこの映画には思想がある。」と、日本の巨匠も太鼓判を押す感動作となっている。

『海辺の家族たち』は2021年5月14日公開