池江璃花子選手「今この瞬間をどう生きるか」競技復帰までのストーリーを是枝裕和監督が手掛ける
運命は誰が決めるのか。#CHANGEDESTINY その意志が、運命を変える。SK-IISTUDIO作品の記念すべき1作目“センターレーン” 、是枝裕和監督が競泳・池江璃花子選手の運命を切り拓く姿に迫る。
映像を手掛けたのは、これまで数々の受賞歴を誇る映画監督是枝裕和氏。本作は、計8作の公開を予定しているSK-IISTUDIO作品の記念すべき1作目です。本作では、運命を変えるとはどういうことか、運命がただの偶然ではなく、自らの選択によって切り拓けるものであることを描いている。
「素晴らしい作品に参加できて嬉しいです。SK-II、そして是枝裕和監督が、私の心の内を作品として伝えてくださり感謝しています。今は多くの方々が厳しい状況に置かれています。自分に対して否定的な気持ちになったり辛い時があるかもしれませんが、こんな時だからこそ、誰しもが自分の運命を追求することにとても大きな意味があると思っています。過去の自分には戻れないけれど、自分の運命は今この瞬間をどう生きるかによって変えられるものだと思います。辛いことがあっても、乗り越えた先の未来は変わっていくのだと思います。」と池江選手は、SK-IIとの1年間の取り組みや#CHANGEDESTINYについて振り返った。
作品のタイトル“センターレーン”は、プールのセンターレーンに最も速い選手を配置するという実際の競泳のルールがあり、池江選手が練習を再開した頃の取材で「やっぱりセンターレーンが好き。自分のためのコース」と語ったことから名付けられました。映像は、競技復帰を目指して練習に励む池江選手の心の中にある思いや葛藤、希望に光を当てています。また、是枝監督は実写では描き切れない部分にアニメーションを取り入れることでより豊かな表現を目指した。
是枝監督は「池江選手を取材することができ、競技復帰に向けての彼女の思いや感情を探っていきました。池江選手の人生という名の旅を通して、運命を変えるために必要なことを目の当たりにして感動しました。一見彼女のストーリーは特異に思えますが、この時代を生きる多くの人が共感できるものがたくさんあります。人生ではレーンから脱線することもありますが、そういう局面に立った時にこそ、その人の「真価」と「進化」が見えるのだと思います。この2つの「しんか」に注目しました。」と、作品に込めた思いを語った。
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