映画『21ブリッジ』チャドウィック・ボーズマン インタビュー

#21ブリッジ#チャドウィック・ボーズマン#ブラックパンサー

チャドウィック・ボーズマン、自身最後の作品を支えてくれた盟友の存在を語る

チャドウィック・ボーズマン、ハードな主演・製作兼務について語る!また、当時のチャドウィックの状況を知る数少ない人物、主演・製作の両立を支えた盟友ローガン・コールズについても触れる。『21ブリッジ』は2021年4月9日公開。

8人の警官を殺した強盗犯を追跡するため、アンドレ刑事はNYマンハッタン島に架かる21の橋を全て封鎖する。だが、追跡を進めるうち、表向きの事件とはまったく別の陰謀があることを悟る。果たしてその真実とは――!?このシンプルにして大胆なアイデアを核に、たった一夜の出来事がスリリングかつダイナミックに展開するクライム・アクションが誕生!

この度、本作で主演兼プロデュースを務めたチャドウィック・ボーズマンのインタビュー映像が到着。

本年度ゴールデングローブ賞のドラマ部門主演男優賞を受賞、アカデミー賞主演男優賞ノミネートと、俳優として絶大な評価を受けているチャドウィック・ボーズマン。インタビューでは「主演と製作の時間をうまく配分することを心掛けたよ。役者の僕は出番がないとオフになるけど、現場に顔を出すようにした。」と本作で主演とプロデューサーを兼任した事について語っている。

実際のニューヨーク市警の退職警官を技術顧問として招いたり、物語の設定と同じにするため敢えて難易度の高い夜間撮影に挑むなど、徹底してリアリティを追求した本作。「僕が製作に携わったのは主に撮影に入る前だ。そこで多くを提案したよ。」という言葉通り、本作の製作スタイルには、チャドウィックのストイックな性格が反映されており、それが彼の迫真の演技に直結している。

また、俳優とプロデューサーの兼任は「手一杯な時もあったかもな。」と振り返りながらも、「撮影中、僕の意見が要る時はローガンが聞きに来てくれたんだ。」と、共同プロデューサーのローガン・コールズのおかげで撮影中は演技に集中できた事を明かしている。ローガンはチャドウィックがハワード大学で演劇の脚本を書いていた頃から共に作品制作を行なっており、チャドウィック主演作『キングのメッセージ』(16)でも共にプロデュースを行なっている盟友。

残念ながら彼がこの世を去り実現できなくなってしまったが、チャドウィック主演で実在したアフリカ人の侍・弥助を描く映画のほか、チャドウィックとローガンは複数の作品を共に製作段階だった。
『21ブリッジ』は2021年4月公開

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