もう音を立てずには生き残れない
「音を立てたら、即死」の世界での恐怖を描いた大ヒットサバイバル・ホラーの続編『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』の日本公開は2021年5月28日に決定。前作を上回る「音を立てたら、“超”即死」の世界の、新たな恐怖を捉えた30秒の特報映像も到着した。
本作は、全米累計興行収入1億8800万ドル以上を稼ぎだし、ホラー映画史に残る社会現象級の大ヒットを記録したサバイバル・ホラー『クワイエット・プレイス』(18年)の続編。前作で生き残ったアボット家が、新たな避難場所を求めて奮闘する様を描く。キャストは前作同様、アボット家の母親エヴリンを演じたエミリー・ブラント、2人の子どもであるリーガンとマーカスのミリセント・シモンズとノア・ジュプが続投。また、プライベートでもブラントと夫婦であり、前作で夫リー役&監督をつとめたジョン・クラシンスキーが再びメガホンをとる。
夫・リーを亡くした母・エヴリン(ブラント)は、産まれたばかりの赤ん坊と2人の子どもたちを連れ、燃えてしまった家を後に新たな避難場所を探しに出発。前作の舞台となった、音を立てない工夫をした安心できる家とは打って変わって、音で溢れる外の世界で敵か味方か分からない謎の生存者・エメット(キリアン・マーフィ)と出会う。どうやらアボット家以外にも生存者がいるようなのだが、エヴリンは「アイツらを助けても無駄だ」という意味深な言葉をエメットから投げかけられる。
本作で新たに登場する人物・エメットを演じるのは、『ダークナイト ライジング』(12年)『ダンケルク』(17年)のキリアン・マーフィ。汚れた服に伸びきった髪とヒゲで顔を隠し、どこか謎めいた雰囲気を感じさせる。アボット家の命を救い安全な場所に匿ってくれたようにも見えるが、果たして彼は何者で、何を知っているのか?ストーリーの多くは明かされていないが、彼が本作のキーパーソンとなると言えそうだ。
脚本と製作もつとめるクラシンスキー監督が、観客に用意したストーリーの結末に注目だ。
『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』は2021年5月28日公開
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