松坂桃李、顔面蒼白…古田新太が憎悪のモンスターと化す
古田新太、松坂桃李 実写映画初共演!『ヒメアノ〜ル』、『愛しのアイリーン』でその才能を見せつけた田恵輔が現代の「罪」と「偽り」、そして「赦し」を映し出すサスペンス・ヒューマンドラマ『空白』は2021年公開予定。
本作は、現代における人と人のつながりや家族の絆、そしてメディアの正体を浮き彫りにし、何が本当なのか?誰が正義なのか?など思わぬ方向に感情が増幅してしまう危険性をはらむ現代社会を映し出していく作品。そして登場人物たちは、愛と憎しみの果てに「全員被害者・全員加害者」の様相を呈していく。一見沈鬱に見える題材をシニカルでブラックユーモアを交えた視点で描く田監督の演出と、様々な想いや誤解に右往左往する出演のキャスト達の熟達した演技の競演も見どころとなる。
「偽り」「圧力」「良心の呵責」―、空白の時間に起きた事件が生み出す人々の心の空白。“空白の時代”ともいえる現代にこそ多くの人に伝えたいサスペンス・ヒューマンドラマが誕生。
今回解禁されたキャストは、劇団☆新感線で劇団の看板役者として、更には、昨年「俺のスカート、どこ行った?」(19/NTV)で女装家の教師役を演じて話題となった、今回6年ぶりの映画主演を務める古田新太と、『不能犯』(18)、『娼年』(18)、『居眠り磐音』(19)、『新聞記者』(19)と話題作で主演を務めた松坂桃李が実写映画では初共演を果たす。
古田が演じるのは、交通事故で死亡した女子中学生の父親で、真相を探るため関係者に様々な圧力をかける漁師の添田充。一方松坂は、女子中学生が死亡したきっかけを作ったスーパーの店長・青柳直人を演じる。実の娘を失い、落胆と怒りにかられる父親と、その圧力だけではなくマスコミにも追われることになる青柳の心の機微をそれぞれがどう演じるのか、古田と松坂が起こす化学変化に期待したい。
『空白』は2021年公開
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