野田が作詞作曲、菅田が歌う。困難を乗り越えた先に、“映画の神様”はいるのか?!
松竹キネマ合名社の設立、そして数々の名作を創り出した蒲田撮影所の開所を迎えた1920年から、日本映画史を飾る傑作・ヒット作の製作、配給、興行を続けてきた松竹映画。
2020年に100周年を迎えたことを記念して製作された『キネマの神様』がこの夏、公開される。
・『キネマの神様』菅田将暉、山田洋次監督の映画作りに驚き「魔法の空気」
また菅田将暉と、作中では撮影所で働く盟友・テラシンを演じている野田洋次郎がRADWIMPS feat.菅田将暉として初タッグを組んで本作主題歌「うたかた歌」を歌唱することも発表され、この度ついに主題歌が入った最新予告映像が解禁された。
本作の監督は日本映画界を代表する山田洋次、原作はこれまで数々の文学賞を受賞してきた人気小説家・原田マハによる「キネマの神様」。故・志村けんの遺志を継ぐ沢田研二と人気実力を兼ね備えた菅田将暉がダブル主演。主人公ゴウの現在と若かりし頃をそれぞれ演じる。更に日本を代表する名女優・宮本信子と若手人気女優・永野芽郁など記念すべき作品にふさわしい豪華キャスト陣が集結した。
2020年3月1日のクランクイン以降、ダブル主演予定だった志村けんの突然の逝去、緊急事態宣言による撮影の長期中断、そして二度の公開延期と次々と困難が降りかかる中、作品を届けたいと願う全ての関係者の思いが込められた本作。
最新予告映像では野田と菅田が切なくも力強く歌い上げるノスタルジックなメロディーにのせられて、かつて恋に胸焦がれたゴウ(菅田将暉)と淑子(永野芽郁)の過去から夫婦となり、現在にかけて築かれていくゴウ(沢田研二)と淑子(宮本信子)の深い愛が映し出されている。
映画への夢を諦め、迷惑ばかりかけて後悔しているゴウと、いつもそばで支え、真摯にゴウを愛し続ける淑子。壊れかけた家族の関係も、諦めてしまった夢も、何度だってやり直せる。様々な困難が降りかかっても決して諦めず、多くの人の思いが繋がり完成した本作とも重なるように、“映画の神様”を信じ続けたゴウや淑子、その家族や友人たちに一体どんな奇跡が待ち受けているのか。
本作に対して「あの世界が音としてもこの世にずっと残っていってほしい」という野田の願いが込められた主題歌は、今回の予告のほか映画のエンドロールでも流れる。映画を愛し続け、挫折を味わいながらも夢を追いかけたゴウが時代を越えて織り成す青春と家族のありようが描かれる本作に期待したい。
『キネマの神様』は2021年8 月 6 日、全国上映される。
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