高校生のときから森山大道のファンだった菅田将暉
このたび、写真家 森山大道のドキュメンタリー映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』より、本編オープニングナレーション映像が特別公開となった。
・映画『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』予告編
本映像では、菅田将暉が森山大道の魅力を約4分間にわたって語っている。「かっけぇ〜なんだよ!これ?こんな写真見た事ない!」と興奮気味に話すシーンも。もともと森山大道の写真が好きで、高校時代から写真集を見ていたという菅田将暉。同じ大阪・池田の町に生まれ育ったという共通点も持つ二人は、2016年に新宿ゴールデン街で行われた映画『あゝ、荒野』(2017年)のポスター撮影で初めて出会う。「大道さんに撮ってもらうことは、この上ない喜びだった」という菅田は、今回のドキュメンタリー映画ができると聞き、快く「語り部」を引き受けた。
また、オープニング映像には、森山大道が落書きした猫(Dちゃん)のアニメーションも挿入され、監督した岩間玄監督の遊び心も感じさせる内容となっている。
【菅田将暉より推薦コメント】
深い深い黒く美しい写真には、何よりも夢と心がある。僕は、見えていないものばかりだ。
謎めいた写真家の素顔を、解き明かしていく。
スナップショットの帝王として知られる森山大道は、国内外の若手クリエイターから絶大な支持を集めてきた。菅田将暉や宇多田ヒカル、木村拓哉、ONE OK ROCKなど、時代を彩るトップスターを積極的に撮影するとともに、写真のノーベル賞と呼ばれるハッセルブラッド賞を受賞、名実ともに写真界のトップにを走り続けている。けれども、万華鏡のようなパブリックイメージとは裏腹に、天才の内実に触れた者はわずかしかいない。内省と含羞。沈黙と熱狂。憂愁と知性。その人生は、写真同様、解きがたい謎として、ファンを魅了してきた。写真史上、最大の謎に迫る前人未踏のドキュメンタリー。
写真とは何か。生きるとは何か。ひとりの写真家の物語を覗いてみたい。
『過去はいつも新しく、未来はつねに懐かしい 写真家 森山大道』は2021年4月30日より公開中。
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