電気グルーヴ・石野卓球も魅了！ 70年代・パリ発、女性ミュージシャンが奏でるリズムは?!

#CR-78 #ROLAND #アルマ・ホドロフスキー #アレハンドロ・ホドロフスキー #ショック・ドゥ・フューチャー #ミュージシャン #ローランド #石野卓球 #電気グルーヴ #音楽 #音楽映画 #テクノ #パリ #フランス 2021.06.12

未来的な音の響きはリズムマシン（ROLAND CR-78）から

電子音楽の黎明期にその音色に魅了され、友人たちと“未来の音楽”を作ろうと奮闘する若き女性ミュージシャンを描いた青春音楽映画『ショック・ドゥ・フューチャー』が8月27日より公開される。この度、予告編が解禁となった。

・日本製リズムマシンに魅せられた女性ミュージシャン！レトロブーム再来の現代に響く“ゆらゆら”サウンド

主演は、映画『エル・トポ』を監督したアレハンドロ・ホドロフスキーを祖父に持ち、ミュージシャンやモデルとしても活躍するアルマ・ホドロフスキー。監督は、音楽ユニット「ヌーヴェル・ヴァーグ」の活動でも知られるマーク・コリンがメガホンをとっている。

本作の舞台は1978年のパリ。時はエレクトロ・ミュージックの世界的なブレイク前夜。シンセサイザーやリズムマシン、シーケンサーなどの電子楽器が普及し始め、日本でも坂本龍一らがYMO（イエロー・マジック・オーケストラ）を結成した頃。未来的な音の響きに心躍らせる女性ミュージシャンのアナと友人たちを瑞々しく描いている。

予告編は、若手ミュージシャンのアナ（ホドロフスキー）が、依頼されたCMの作曲にとりかかっていたものの納得のいく曲が作れずにいるシーンから始まる。そんなある日、見たこともない日本製のリズムマシン（ROLAND CR-78）を手に入れ、その音色に魅せられていく。アナは男性優位の音楽業界で、媚びることなく自分を貫いた音楽を作ることができるのか……。

本映像の最後は、ピエール瀧らと電気グルーヴを立ち上げ、現在DJやプロデューサーとしても活躍する石野卓球が寄せた「たまらなく自分のスタジオに行ってアナログシンセをいじりたくなりました」とのコメントが映し出されて終わる。

物語の鍵となるアイテムとして登場する日本製のリズムマシン（OLAND CR-78）は、数々の名曲を生み出してきた電子楽器の“名機”として知られており、アナと友人が自宅収録で曲を作る場面も登場。作中にはスロッビング・グリッスル、スーサイド、ディーヴォ、ザ・フューチャーakaヒューマン・リーグなど、70年代後半を象徴する楽曲の数々も登場し、音楽ファン必見の作品となっている。