愛する娘のために! 映画1000本を手本に完璧なアリバイを練り上げる
「2020東京・中国映画週間」において上映され、大反響を呼んだ衝撃のサスペンスにして、驚愕のトリック・ムービー『共謀家族』が今夏公開されることが決定。この度、予告映像が解禁された。
・妻夫木聡ら出演の中国映画『唐人街探偵 東京MISSION』7月全国公開!
舞台は東南アジア、タイ。幼き日に中国からこの地に移り住んだリー・ウェイジエ(李維傑)は、今は妻のアユー(阿玉)、高校生の娘ピンピン(平平)、まだ幼い娘アンアン(安安)の一家4人で幸せな毎日を送っている。インターネット回線会社を経営しているリーは、信心深く穏やかな人柄で、地域の誰からも好かれていた。『ショーシャンクの空に』が大好きなリーは、暇さえあれば事務所で映画ばかり見ている映画マニアでもあった。
そんなある日、サマーキャンプに出かけたピンピンが、そこで出会った不良高校生に睡眠薬を飲まされ、暴行される様子をスマホで撮られてしまう。ネットに動画を上げると脅されたピンピンは、自宅にやってきたその不良、スーチャットと揉み合いになり、誤って彼を殺してしまう。スーチャットは、地区の警察局長の一人息子だった。
出張から帰り、妻からすべてを聞かされたリーは、愛する娘と家族を守る為、完璧なアリバイ作りに着手する。常々「映画1000本も見れば、世界に分からないことなどない」と考えていたリーは、それまで見てきた映画のトリックを応用し、捜査の先の先まで読み尽くした完全犯罪を計画する。
解禁された本予告映像は、秒針が時を刻む音が響く中、リーがアリバイ工作を進めるシーンから始まる。不安げな妻や娘に計画を語るリーの声が、逆再生と思われる映像に重なって進んでいく。進んでいく捜査や取り調べを受ける家族の映像も織り交ぜられ、スタイリッシュかつミステリアスな予告に仕上がっている。
警察の事情聴取に備え、妻子に想定尋問を繰り返すリーと家族との「共謀」の先にはどんな結末が待っているのか。劇場で確かめてみたい。
『共謀家族』は、7月16日より公開。
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