人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも
第42回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を総なめにした『孤狼の血』(2018年)より、待望の続編『孤狼の血 LEVEL2』が2021年8月20日に公開される。本作が様々な他ジャンルとコラボを行っていく「コロウノチVS(バーサス)」のプロジェクトを始動。その第一弾として、アイナ・ジ・エンド書き下ろし楽曲であるインスパイアードソング&コラボ動画が解禁された。
・『孤狼の血 LEVEL2』渋川清彦、筧美和子ら9人の追加キャスト発表!
独自の路線を突き進み個性を発揮し続けるアイナ・ジ・エンドは、前作『孤狼の血』も鑑賞し、「役所広司さんをはじめ男の色気を感じるかっこいい映画だと思っていました」と語るように、作品のカッコよさ、そのインパクトに好感を抱いていたことから、今回のコラボが実現。早速、本作をみたアイナは「久々にとんでもないものを見た、というのが一番の感想でした。映像の破壊力が凄かったので音楽は映画に華を添えるような形でつくることを意識してスラスラと作詞作曲ができました」と刺激を受けたことを明かし、映画への想いを込めて楽曲を書き下ろしたという。さらに亀田誠治がサウンドプロデュースを担当することで、アイナが歌う「ロマンスの血」というインスパイアードソングが誕生した。
公開された映像では、アイナの歌声とマッチした疾走感あふれる映画とのコラボが、期待を更に膨らませる。アイナは本作について、「スリル満点な場面の連続なのに、どこか人間の生々しさや暖かい部分が垣間見えて、目を離すことができませんでした。人間としてこいつはどうしようもないなと、呆れてしまうシーンも多いですが、なぜか憎めない。女性は母性を感じてしまうようなところもあると思うので、そういう観点から映画を見ても楽しいと思います」とコメントしている。
前作につづく、鬼気迫る男たちの世界に目が離せない
舞台は前作から3年後。広島の裏社会を収めていた伝説の刑事・大上亡き後、その遺志を受け継いだ若き刑事・日岡秀一(松坂桃李)。権力を用い、暴力組織を取り仕切っていた日岡だったが、出所してきた、たった一人の“悪魔”によって事態は急転していく。原作シリーズでは描かれていない、完全オリジナルストーリーとして誕生!
『孤狼の血 LEVEL2』は2021年8月20日より公開。
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