宮沢りえが漢字も読めないおバカ議員候補に! 秘書の窪田正孝は頭抱える 現実パロった(!?)政治コメディに苦笑い

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宮沢りえ、ポリティカルコメディで議員候補に! 事なかれ主義の秘書には窪田正孝

猪突猛進のド素人候補に、事なかれ主義の議員秘書が振り回される映画、『決戦は日曜日』が来年1月7日より公開される。この度、完成した特報が到着した。

・選挙コメディー『決戦は日曜日』主演・窪田正孝「刺激的」宮沢りえとの初共演語る

ユーモアと皮肉に満ちた新時代ポリティカルコメディの本作。主演の窪田正孝は議員秘書に扮し、衆議院議員立候補者を演じるのは宮沢りえ。2人は初共演となる。脚本・監督は坂下雄一郎がつとめている。

舞台はとある地方都市。谷村勉は、この地に強い地盤を持ち当選を続ける衆議院議員・川島昌平の事務所で私設秘書として働いている。彼は秘書として中堅になり、川島の完璧な“サポートをするだけ”のこの仕事に満足していた。ところがある日、川島が病に倒れてしまう。そんなタイミングで衆議院が解散。次の選挙に川島の地盤を引き継ぎ、選挙に出る人間として白羽の矢が立ったのは、川島の娘・有美。自由奔放、世間知らず。だけど謎の熱意だけはある有美に振り回される秘書たち。父・川島の地盤は盤石。よほどのことがない限り当選は確実、だったのだが……。

解禁となった特報は「川島有美、衆院選に立候補することに致しました」という有美(宮沢りえ)の決意の一声から始まる。しかし、有美は原稿にある「各々」の文字を「かくかく」と読み上げてしまう。有美のずっこけ出馬表明に「おのおの」だよ……と周囲の笑いをかみ殺した心の声が漏れ聞こえる。駆け付けた記者陣も「えっ、なんだって?」と一斉に手元のメモから顔を上げる。

間違えたのは有美本人でも、そのとばっちりを受けるのは谷村(窪田正孝)をはじめとした議員秘書チームだ。「君たち秘書があのバカ、ちゃんと操作してくれないと! うまくいくものもいかんだろ!」と県議会議員から叱責される羽目に。熱意はあるので突っ走る有美は、有権者の個別訪問(違法)、炎上系動画配信者の突撃にブチ切れて制裁、と次から次へと問題を起こし、谷村の苦労が絶えない様子が映し出されていく。

遂には「やめてやるから!」と選挙事務所の屋上に上がる有美。それに対し、秘書チームの一人・田中菜々(内田慈)の「子どもあやすみたいなところ、あるから。この仕事」のセリフが最後に響き、思わず深く頷いてしまうような映像になっている。

幾度となく頭を下げる事なかれ主義の議員秘書・谷村と、熱意しかないド素人候補者・有美の選挙戦の行方はどうなるのか?! 劇場で確かめてみたい。