来年5月28日に劇場公開される『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』の主題歌が、X JAPANの「Scarlet Love Song」に決定したことが発表された。
同作は、手塚治虫の最高傑作の1つで、発行部数2000万部を誇るベストセラーコミック「ブッダ」を初めて映像化した作品。ブッダの生涯を、手塚が独自のドラマで構築し、10年もの歳月を連載に費やして描き上げた作品で、全3部作での映画化が予定されている。
第1部となる本作は、後にブッダとなる男シッダールタの恋と戦いの青春物語が綴られている。監督は『聖闘士聖矢』シリーズや『ドラゴンボールZ』の森下孝三で、今回のX JAPANの主題歌起用について、「この世界観を音楽で表現できるのは世界に誇るX JAPANのYOSHIKIさんのほかにはいない」と考えてラブコール。その思いが届き完成した「Scarlet Love Song」について、「X JAPANが奏でる愛の歌として結実し、映画が語る世界を、より深淵に膨らませ、輝かせてくれるものになりました。特にYOSHIKIさんのピアノとToshIさんの歌唱がパワフルに絡み合い、とても素晴らしい音楽をあげていただきました」と大絶賛している。
一方のYOSHIKIは主題歌を引き受けた理由について「事前に『ブッダ』の原作を読ませていただき、とても興味深かったのでやらせていただくことにしました」とコメント。「X JAPANとしては、久しぶりのバラードを作ってみました」と語っている。
アニメ映画を生かす声優陣には、吉永小百合、堺雅人、観世清和、吉岡秀隆といった豪華な顔ぶれが並び、2011年5月28日より全国公開となる。
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