ジャズ・ロフト
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ユージーン・スミスが夢中で捉えた50〜60年代NYの熱気

ジョニー・デップ製作・主演で映画化され話題となっている、水俣病を世界に知らしめた写真集「MINAMATA」を出版した写真家ユージーン・スミス。彼が密かに記録していた録音と写真を元に映画化したドキュメンタリー『ジャズ・ロフト』が、10月15日に公開される。このたび、そのメインビジュアルと予告編が公開された。

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メインビジュアルは、ピアノを弾くセロニアス・モンクの写真を使用したもの。もちろん撮影はユージーンで、当時の熱気を印象づける躍動感あふれるビジュアルとなっている。

ジャズ・ロフト

予告編にもユージーンの写真がふんだんに登場、彼の創作に対する情熱も垣間見える。

ユージーンが家族も美しい家も捨ててマンハッタンの倉庫ビルに移り住み、階段の上から下まで、さらには天井に穴を開けてマイクを仕込み、創作の糧としていたことが明かされる。

むせかえるような50半ば〜60年代NYの熱気あふれるドキュメンタリー

本作品は、単なる記録を超えて浮き彫りとなる1950年代半ばから60年代にかけてのジャズムーブメントを、仕事や家庭問題に悩まされて岐路に立っていたひとりの写真家の生き様から捉えたドキュメンタリー映画。

ジャズ・ロフト

舞台は、マンハッタン6番街821番地のとあるロフト。セロニアス・モンクをはじめ、カーラ・ブレイ、ズート・シムズ、ホール・オーヴァトンといった名プレイヤーたちが日々集い、セッションを繰り広げていた。

そこには誰もが自由に出入りしており、演奏を聞きに訪れた人の中にはサルバドール・ダリの姿もあったという驚きの証言まで飛び出す。

・その他の場面写真はコチラ!

そんな本作品は、むせかえるような50半ば〜60年代ニューヨークの熱気と、現在、映画『MINAMATA―ミナマタ―』で脚光を浴びている気難しい中にユーモアを湛えたユージーン・スミスのキャラクターをより深く知るきっかけともなろう。

『ジャズ・ロフト』は、10月15日に公開される。

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