ミニスカ制服姿で悪に挑んだ！カラテ黒帯の最強少女が後楽園ホールで熱戦

2010.12.18

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悪の地下組織にたった1人で挑む女子高生の戦いを描いた『KG カラテガール』。この映画に主演した武田梨奈と悪役を演じた横山一敏が、12月17日に後楽園ホールでスペシャルエキシビションマッチを行った。

［動画］『KG カラテガール』スペシャルエキシビジョンマッチ
 武田梨奈VS横山一敏エキシビションマッチフォトギャラリー

空手歴9年、琉球小林流空手道二段の黒帯で現在19歳の武田。アクション映画『ハイキック・ガール！』（09年）で主演デビューし、新世代アクション女優として一躍脚光を浴びた彼女の主演2作目となる本作は、ノーCG、ノーワイヤー、ノースタントで描かれる生身のアクションが見どころ。

この日、劇中と同じミニスカートの制服姿でリングに上がった157cmの武田は、得意のヌンチャクを手に身長183cmの横山に果敢に挑み、客席から大きな歓声が上がっていた。スカートがめくれ上がるのも気にせず、時にリングに倒されながらも戦い続けた武田。試合は武田が横山をノックダウンして終了した。

試合直後の感想について武田は、「始まる前は緊張していたんですけど、ちゃんとできて良かったな、と。試合中は真剣にやっていたので真っ白い状態だったんですけど、頑張らなきゃって思ってました」と興奮気味にコメント。横山は「悪役になれるようなブーイングを初めていただき、嬉しかった（笑）。疲れたけど楽しかった」と話し、「もう一回やりたいですね」と言うと、武田も「もう一回やりたいです」と爽やかな笑顔を浮かべていた。

『KG カラテガール』のハードなトレーニングで腕を骨折したという武田。「アクション監督の西冬彦さんに『ハイキック・ガール！』を上回るようプレッシャーをかけられていたので、本気で頑張りました。『ハイキック・ガール！』も頑張りましたが、それ以上にベストを尽くしました」と語った。

今後の活動については「お芝居ももっと勉強したい」と武田。アクションについても「ここまで来たからには絶対に1番になりたい。目標はジャッキー・チェンさんと戦うこと」と意欲を示していた。

『KG カラテガール』は2011年2月5日より新宿バルト9ほかにて公開される。